私にとって、休職からの退職は大きな決断で、これまでの19年のサラリーマン生活が終わることへの不安もさることながら、会社を辞めたら、もろもろのお金の手続きって何があるの???
新卒で就職してから、ずっと会社勤めで、年金、健康保険、税金は、天引きなので、この辺のお金のことは何も考えずに来た。
半年の休職中にすっかりさび付いてしまった頭でがんばった事務作業の記録。
(あくまで個人の記録です。)
- まず、夫の扶養に入れるのか?というのが気になるところ
- 受け取れるお金、失業給付金はもらえるの?
- 支払いが必要なお金は、健康保険
- そして、年金
- 最後に、住民税
- 確定拠出年金(401k)はどうする?
- もろもろの申請のために、会社・行政から届くのを待つ書類は?
- 来年の確定申告はどうなる?
1. 夫の扶養に入れるか?
今年度の給与が130万を超えているかどうか、当年度(1〜12月)の源泉徴収票は、退職月末に会社から届く。
だいたいの給与の合計は把握してるけど、これで、はっきり分かる。
届いてみたら、やっぱり今年度は扶養に入れないので、健康保険と年金はどうなるか?
2. 失業給付金をもらえるか?
私の退職は、自己都合だけど、家庭のやむを得ない理由によるもので、「特定理由離職者」に該当してほしい。
特定理由離職者とは
ハローワークインターネットサービス - 特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要 (mhlw.go.jp)

必要な書類は?

3. 健康保険はどうする?
健康保険は、退職した会社で加入していた健康保険に引き続き加入する「任意継続」という制度があり、これまで会社と折半して納めていた保険料を全額納付することになるけど、それでも国民健康保険より安くなることもあるらしい。
期間は2年。
早速、任意継続の保険料は健保のサイトで、国民健康保険の保険料は役所のサイトからダウンロードしたExcelで試算してみたら、任意継続の方が安そう。
人間ドックもこれまでの健保の施設で受けれるし、いいのでは。
通院があるので、早めに手続きしたい。
(全額負担しても、あとから、病院の窓口で精算してもらえるけど。)
必要書類
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在職中の健康保険証の記号と番号(保険証の返送前に控えておく)
と、任意継続の申請を早々とやってしまい、失業給付金の申請をしながら、資料に国民健康保険は、減免されることもあると書いてあった・・・!
4. 年金

必要書類
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退職証明書
→ 見せるだけだった - 年金手帳(マイナンバーカードを紛失しからこれで、、、)
→ 基礎年金番号は役所で調べてくれた
申請したら、振込用紙が1~2か月で届くからそれで納付する。
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失業給付金の申請をしている中で、失業者には免除制度があることに気付いた。
国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構 (nenkin.go.jp)
保険料の何分の1が免除されるけど、年金の支給も減額される。
そもそも、これまで払った分で、年金はいくら受け取れるのだろう?
マイナンバーカードがあれば、ねんきんネットですぐ見れるみたい。
だが、家のあちこちを探しても、マイナンバーカードが見つからず、再申請することに…
やることが増えて、めんどくさいいいいい…
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マイナンバーカードを受け取って、年金の支給額を見て、うーーーん、迷った挙句、全額支払うことにした。
何も考えずに終わると思ったら、色々あった。
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支払いは、銀行のATMで手数料無料でやった。
5. 住民税
会社での退職手続きの中で「普通徴収」を選んで、市から「住民税通知書」が届くのを待つ。
こんなに納税してたんだ、給与天引きされてると税金を払ってる感覚がなかった。
1か月以上失職していると減免措置があるようだけど、私は前年度の所得が条件を超えているから、適用されない。
支払いの期日の相談はできるみたい。
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支払いは、銀行のATMで手数料無料でやった。
6. 確定拠出年金の移換
深く考えず、NISAの口座があるネット証券で、iDeCoに加入する。
退職してから6ヶ月以内が移換の期日。
「確定拠出年金の加入者資格喪失のお知らせ」が届いたらやる。
加入の手続きは、移管先の金融機関で行うとのこと。
企業年金の資産を移す|SBI証券の個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)|SBI証券 (sbisec.co.jp)
7. 会社・行政から受け取る書類
- 源泉徴収票(当年度分)
- 雇用保険被保険者証
→ 何に使うんだろう?届いたけど何にも使わなかったような… - 雇用保険被保険者離職票(-1、2)
→ 失業給付金の申請に必要 - 退職証明書
→ 国民年金の加入に必要 - 住民税通知書
- 確定拠出年金の加入者資格喪失のお知らせ
→ iDeCoに移管する手続きに必要
8. 確定申告はどうなる?
翌年は、退職したことによる確定申告した方がいい?必要になる??

- 医療費控除
- 社会保険料控除
- 任意継続
- 国民健康保険
- 国民年金
何をどれからやるの?と、さびついた頭には大変な事務作業でした。
