『空き巣への手紙』本当にたくさんのアクセスありがとう!!
続き遅くなりごめんよー
ではでは、完結編を書くから読んでね。
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よし、あのおばちゃん、いや、あのクソババアが鍵を替えていなければ、この合鍵で中に入れるぞ。
俺は留守の時を狙って、合鍵を握り締め
203号の前に立った!!
この扉を開ければ、そこに盗られた現金とかCDとかフィギュアとかあるかも知れない。
…何度も鍵を刺そうとした。
でも、それをやったら俺まで空き巣になるから空き巣の家に入るのは止めた(ややこしい)
そんな事したらダメだ
でも自分の物を取り返すだけならいいだろう
いやそれでも侵入しちゃダメだ
(203号の扉の前で葛藤していた様子)
自分は部屋の冷蔵庫の裏にあった扉の鍵をかけ、それ以来物が無くなる事はなくなった。
その後、しばらくしたら自分の知らない間におばちゃんは引っ越して行き、そのアパートも建て壊しになり自分も出て行った。
…20年前のこの出来事を先日、バンド仲間に話したら、めちゃくちゃ笑って『ナオキ、空き巣に手紙書くって本当にバカだなぁ!!』とか『こんな話が聞けて凄く嬉しい!!』とかとても喜んで!?もらえた
今だから仲間に話したりこうしてブログに書けるけど、当時は貧乏バンドマンのボロアパート暮らし。
家賃も滞納しがちな俺に、何度にも及ぶ空き巣被害はとても辛かった。
当時を振り返って学んだことを書きます。
【空き巣被害で学んだこと】
・空き巣には手紙の効力は無い。
・家から110番する。
・小さい隙間でも人は入れる。
・空き巣されても空き巣の家に入るな。
・切ない思い出も時が経てば笑い話になる。
引っ越しして来た時に、冷蔵庫や電子レンジなどたくさんの物をあげたおばちゃんがこんな事をするなんて。
仲良しだと思っていたのになぁ
今、再びあの空き巣おばちゃんに手紙を書くならば…
(注)『盗んだ心』と言っても“カリオストロの城”みたいにルパンがクラリスの心を盗んだみたいなロマンチックではありません
みんなも空き巣に気を付けて、細かい戸締りちゃんとしてほのぼの暮らしてね!!
長いブログ読んでくれてサンキュー(^^)/