ハロー☆

以前、ロックスターになる為のアドバイスのブログが大好評で、もっと知りたいもっと知りたいとライブハウスやあちこちで聞かれた。
ロックスターになりたい人、たくさんいるんだな!!
ロックスターへの道、決して楽じゃないけど頑張るんだぜ!!

今回はそんなロックスターを目指すみんなに、いや、ロックスターに限らず表現活動頑張るみんなに『下積み時代、お客さん空っぽの時のモチベーションの上げ方』について思う事を書くね!!

下積みが長くてお客さんもいないと、辞めてしまいたくなる事あるよな。

例えば俺もまだ下積み時代だった頃、ライブ前日にメンバーと大きな喧嘩をして。
ある小節の入り口のリズムの取り方についての喧嘩。
本当に些細なポイントなのだけど、そうした1mm単位の事を構築して行くのが表現者。
スタジオ出てからも廊下でギター握って『お前の言っている事は違う!!』とか喧嘩して。
ようやくそのポイントにお互い納得する演奏を見出して、翌日本番。
とてもとても喧嘩して練習した翌日、お客さん0人だった。

トップの出番で、共演者にも見てもらえず、スタート時間を押してもらい、お客さんが1人でも良いから来てくれるの待ったけど…
20分押してもお客さん誰も来てくれず、本当に完全に空っぽのライブハウスで、PAさんと照明さん目掛けて必死にやったの覚えてる。
ちなみにその頃、36歳だった。
成功してテレビに出てる友達もいたし、一度成功してプロデュース的な事に回っている友達もいた。
自分は現役でこの年まで何やっているんだろう。
前日あんなに喧嘩しながら良い曲を仕上げてここに来たのにお客さん誰もいない。
もう、辞めようかの連続だったなー。


でも、お客さんいなくても、本当にライブハウスのスタッフさん目掛けて、必死にやるのが大切。
例えばドリンクカウンターのスタッフさんが『今日のライブとても良かったです。今度私の企画するライブに出て下さい!!』とか、PAさんが『お前達、頑張ってるのにお客さんいないな。俺、好きだから、今度大きなイベントのオープニングアクトやれる様に頼んでみるよ。』とか。
共演者同士で気に入ってもらえて、お客さん空っぽの自分が共演者のやってるラジオに呼んでもらった事も。
お客さんいなくても必死にやってたら、必ず誰かが見てくれてる。
例え見てくれてなくても、お客さんいない時にちゃんと頑張れた経験こそ尊いし、その後の自分への励みになるから。

あと、想像するのは自由だから、とにかく下積み乗り越えた先の事をずっと考えていると楽しいよな!!
こんな事とか ↓


今ではロックスターの自分。
ここに来るまでは『長過ぎた下積み』という曲を作ってアルバムに入れる位、下積みが長かった(^^;)

今では大好きな海外アーティストが来日した時に共演して一緒にツアー回ることが出来たり、尊敬するアーティストの方々と共演したり同じステージに立てたり、大好きなギターブランドのエンドーサーやらせて頂いたり…演奏や音楽のお仕事ももらえる様になって来た☺️🎸

でも、このブログ読んでくれてる人にだけこっそり伝えるけど、実は世間的に見たら今も下積み真っ只中なんだー!!

だけどいい加減、お客さん空っぽを繰り返して来た分、今はめちゃくちゃ売れっ子に思えているし楽しい😅🎸

大きな会社が倒産したり、一流会社員でもリストラされたり、何が起こるか分からない時代。
ロックスターも山あり谷あり、空っぽあり、超満員あり!!
下積みを下積みと思わず楽しもう😎✊

それに下積み時代に出会えた人達こそ永遠だからね☺️✨