ダイナマイトキングを打てる幸せ | ダイナマイトキング & 牙狼日記

ダイナマイトキングを打てる幸せ

 このブログはすっかり放置状態である。
というのも、ダイナマイトキングは設置店が激減し、牙狼も釘が渋くなって勝てなくなり(甘いスペックの牙狼も出たようだけれど打ったことがない)、もう何も書く気がしなくなったのである。

あれから、仮面ライダーとかスーパーマンとか大釈迦とかパト3とか打ってはいたのだが、如何せん勝てない。
総じてST機は駄目だ。
続かない。
継続率80~84%くらいのST機だと、6~7連するのが平均だが、僕の場合、まったくそこまで行かない。
1/400でせっかく潜伏初当たりを引いたものの、74回スルーして出玉なしとかがとても多い。
あ~嫌だ。

ダイナマイトキング打ってた頃は良かったなあ。
やっぱりマイト君が一番好きさ。

などと思っていた矢先に、仕事で大阪出張である。
しかも、初日の仕事は夕方で終わった(一泊二日の出張)。

おお!
旅打ち気分だ。
だいたい、東京都区内のダイナマイトキングはほとんど知っているが、ほとんど出ない。だからもううんざりしていたのだ。
(多摩、八王子方面にも設置店はあるが、遠くて土地勘がないのでほとんど行ったことがない)
ここはひとつ、浪速で勝負と決め込んだ。
p-worldでマイト君を探せ!

すると、宿泊先の梅田から15分圏内に、あるじゃないか!
淀川区「アメニティーステージM’s」。

6台のダイナマイトキングには先客二名あり。
先客がいるというだけで嬉しい。
常連さんが打っているということは、それなりに出る、ということだ。

この店は「業界最高バリュー」「最高基準究極営業」。――つまり、等価ということだ。
個人的には、等価はあまり回んないからイライラする。
それでも、ダイナマイトキングを打つのは楽しいぞ。

5Kで3確(2R確)!
そこから「7」×11(だったか12?)連!
収支は+45k!
こうでなくちゃ、マイト君!

仮面ライダーとかスーパーマンとか大釈迦とかパト3とかを打っていた話はした。
負けが多いが、もちろん、たまには勝てる。
しかし、たとえ新しいST機でいくら連荘しようとも、ダイナマイトキングの爆連爽快感には到底かなわないのである。

楽しかったぁ…。

ダイナマイトキングを打てる幸せを、しみじみ感じたのであった。

東京に帰ってきた僕は、久しぶりに千歳烏山の「SAISON(セゾン)」に行ってみることにした。
なにしろもう都内には、ダイナマイトキング設置店が7軒しかない。
しかも、「SAISON(セゾン)」にはまだ5台あって、これは多いほうである。
休みの日を利用して、午後早くから出かけたのであった。

ところが。
回んない。回んない。
うんこレベルの釘調整。
1kで1~2回しか回んないときもざらにあるのだ。
「SAISON(セゾン)」の奴らに俺は言いたい。
お前ら、ダイナマイトキングで散々儲けたろ!
ここまで置いておくのなら回収台にしないで、ダイナマイトキングが大好きな客のことも考えろ!

それでも、ダイナマイトキングが打てるだけで楽しい僕は、次から次へと一万円札を投入して、結局、81Kも使ってしまったのだった。
で、大当たりはたったの一回(「7」「3確」「3通」含めてたったの一回)。
しかも、即落ち。
もちろん、出玉はすべて呑まれた。

糞でも喰ってろ、という感じである。

しかし、浪速でダイナマイトキングの爽快感を再体験してしまった僕は、もう、ダイナマイトキングなしでは生きていけない。

次の休みの日には神奈川だ。
p-worldで調べると、もう神奈川県にはダイナマイトキング設置店は一軒しかない。
「桃太郎」
…戸塚。
…遠い。

しかし、これを打たずして何を打つ?

マイト君は6台。
常連さんがときどき打っては去り打っては去りと言う具合で稼働率はあんまりよろしくない。
しかし。
だが!

やりましたよ。
「7」×26連!
久々の35000発オーバー。
ああああああ、気持ちいい!
これだよ、これなんだよ、俺の求めていたものは!

次の休みの日には埼玉だ。
「ヤマフジ上尾日の出店」。
ここは等価である。
どうやら、古い台を大切にして新台入れ替えを控え、その分の経費を客に還元するという経営方針の店らしい。
それでもあんまり回んないなあ。
等価だから仕方ないか…。

何回か当たりを引いたものの、収支は-18k。

ちょっと悔しいが仕方あるまい。

でもさあ、「ヤマフジ上尾日の出店」はまだまだ優良店だよ。
というのも、そのあと千歳烏山「SAISON(セゾン)」にも行ったんだけどさあ、ここも等価店なのだが、平均して6~10回/1kしか回んない。
そもそも「SAISON(セゾン)」のダイナマイトキングが熱かった頃(3年くらい前)は、交換率は2.7円くらいだった。
それでも千円で20回くらい回る台もざらにあったので、勝てるときは大勝できたのだった。

客離れの激しいホールが換金率を上げて客を呼び戻そうというのはよくある話なのだが、多くは失敗する。
換金率を上げても、利益率を削らなければ意味がない。
それも、新台やイベントで利益利率を削るのではなく、普段の営業で利益率を削らない限り客は戻ってこないのだ。

そんなわけで、3年前の「SAISON(セゾン)」は、ダイナマイトキングの島だけでなくホール全体が活気づいていたのだが、今では見る影もない。
「SAISON(セゾン)」関係者がもし読んでいたら僕は言いたいのだが、とりあえずダイナマイトキングの島だけでも活気づけろ。
5台しかないのだから、いつも全台客で埋まっている状態を作れ。
「ああ、この店、出すんだな」と、客に思わせろ。
全館釘を甘くしろと言うのは経営的に無理だろう。
でもだったら、牙狼とダイナマイトキングだけでも甘くしろ。
なぜならこの二機種は、出玉の派手さがわかりやすいからだ。
それも、イベントだけでは駄目。
最低二ヶ月はその状態を続ける。
客は、ホールの「出す気」を見ているのだ。
「このホールは出す気か出さない気か」を敏感に感じ取っているのだ。
「出す気がない」ホールからは客が離れる。

その日負けても「出す気」を感じさせるホールであれば客はまた来る。
つまり、ホールは「出す気」を客に感じさせなければならない。
これは、要するにホールは、実際に出さないといけない。
客は、自分が出すか、他の客の出玉にしか「出す気」を感じることはできないからだ。
換金率がよくなったなどと、いくら煽っても無駄だ。
客は「換金率アップ=渋くなっただけだろ」と感じるのである。

そういうことだ。
来月また逢おう。
やる気になったか、見せて頂く。それでは。
アデュー。

と、まあ、くだらないことを書いてしまったが、昨日は戸塚「桃太郎」にて、収支は+0.5k。
42k突っ込んで、いい加減もうやめようかと思っていたときに、Yahoo!マンゴ5×1が動いて「5」→「4」→「3」…。
どうせ小当たりだろうと思っていたら、チューンで「7」!。
そこから「7」×10連して、なんとかもとはとったという感じでした。

「桃太郎」さん、片道1時間半とすごく遠いけれどまだ通うから出しておくれよね。

いずれにしても、「ダイナマイトキングを打てる幸せ」を痛感している今日この頃。

なんのご縁か、この台だけは勝てるんだよね。