実は昨夜、サムと談話しながらビールを飲んでいると来客があった。

時刻は23pm。

その旅行者を見るとなんと日本人だった!

東南アジアに来て4日間日本人に遭遇したことがなかったのでめちゃテンションあがった。

チョビ髭のダンディーなおっさん。
His name is Akabane. 
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---赤羽's スペック---------------------
年齢:68歳
身長:165cm(おそらく)
体重:80kg(変動あり)
外見:つぶらな瞳ながらも目力があり、チョビ髭も生えているので強面。
性格:べらんめえ口調であり、攻撃的な部分が多分にあるが、話好きの気のいいおじいちゃん。
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開口一番に、
あ「ここのホテルはいくらだ?」

やはりお金は大事だ。

8$と伝える。ここに決めたようだ。

一階のラウンジに降りてきて色々と談笑。

明日の11時に集合してプノンペンを一緒に観光することに。



そして今日、8時に起こされた。



朝ごはんを食べに行こうとのこと。


おじいちゃんだから早起きなのだ。


朝ごはんを食べた。
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美味かった。

その足でキリングフィールドを目指す。

2人で7$のトゥクトゥクに乗り、移動すること30分。

結構遠くにあった。
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キリングフィールドに到着。
入場料6$。

綺麗な建物の中にはポルポト政権で虐殺された方達の骨と衣服が。
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虐殺されて捨てられた場所。
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殺された木。
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うーん…。
気持ちが落ちる…。


ポルポト政権によってカンボジア人口の1/3を殺されたみたい。

ひどいことをするなぁ。

その後、都心近くトゥール・スレーン博物館へ。
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ここに収容され、拷問なり虐殺された。
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もともとは学校だったこの場所で、約20,000人が殺されたという。
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すごく悲しい気持ちになった。

日本の子どもが書いた絵も飾ってあった。
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悲しい気持ちになったけど、ここでも素敵な出会いがあった。

レンカ。

So cute!!!!
赤羽さんと3人でランチ。
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彼女はチェコ人の30歳、映像関係の編集部で働いたいたが、今年の2月からバックパッカーをしている。

めちゃ礼儀正しいし、優しいし、笑顔が可愛い!
笑顔はすごく重要!

夜になったら2人で飲みに行こうと誘った。
赤羽さんは酒が飲めないから仕方なく誘わなかった。仕方なかった…。

俺が泊まっているホテルのラウンジで待ち合わせ。
少し早くラウンジに出て1人ビールを飲んでいた。

脱糞したくなったから、トイレに行って戻ってきてらレンカがいた。

そのままラウンジで一杯ずつ飲んで他のお店に行った。

彼女の言っていることは2%くらいしか理解できなかったけど、すごく楽しかった。

楽しい時間は早いもの。
彼女は次の日自転車でキリングフィールドを目指すということなので12pmに彼女をホテルまで届け解散。

赤羽さんを叩き起こそうと思ったが、泥のように寝ていたので断念。

店の前で焼き鳥売っていたので食べたった。
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ホテルのスタッフ達と
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今日も素敵な一日だった。
Good night. 

無事、国境越えを果たし、バスにて首都プノンペンを目指す。

ボーダー近辺にも当然民家がある。

何やらトウモロコシを乾かしたりしている。


2時間近くかかってプノンペンへ到着。

提携しているであろうホテルの前に降ろされる。
当然泊まる気はない。
その他のグループはそのホテルをチョイスしたみたいなので、事前にホテルを予約しているイングランドガールとトゥクトゥクに乗って中心地を目指す。

彼女はシドニーで医者をやっていて、バケーションでカンボジアにやってきた。



先に彼女が泊まるホテルへ行く。

50ドルのホテルということで貧富の差を感じ死にたくなった。

貧乏人の俺は安宿を探す。

トゥクトゥクの兄ちゃんに連れられてきたチープホテルへ行った。8$とのことだったのでここにピットイン。


身支度をし、土地勘を得るために街を散策。

街中で髪を切っている。


カンボジアは自転車屋が多い。


安宿で有名なキャピタル。
一泊5$から泊まれる。


その裏手にあるmama restaurantで遅めのランチ。
カンボジアに来てカレー。


lonely planetにオススメで書かれていたから行ってみたが、色んな国の食べ物を扱っているから人気なのだろう。

その後、オルセイマーケットへ。
中は超汚い。



その足でセンターマーケットへ。
外観はオシャレ。
路面店は東南アジアの面持ちがある。

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中はこんな感じ。なかなかしっかりしている。


一通り廻ってホテルを目指す。

センターマーケットで購入したデザート。ココナッツゼリー。
めちゃ美味かった。


ホテルに到着し、部屋で明日泊まる安宿を調べる。
何やら93stに安宿街があるとのこと。

暇だったし、トゥクトゥクで行ってみた。




スラムだった。


ベトナム、カンボジアと汚いところは色々観たけど、グラフィティがあるのは初めてで震えた。



が、せっかく来たので安宿を探す。

オープンしていたホテルに金額を聞いたら7$とのこと。
部屋をチェックしたが、7$で最悪のリッチだったらわざわざ泊まる必要がないので却下。

そのときホテルを案内してくれた兄ちゃんと仲良くなりとりあえずビールを飲んで談話。

日本人って言うとみんなフレンドリーになるから、日本に産まれてよかったと思った。

話をしているとその兄ちゃん(パ)はトゥクトゥクの運転手とのことで、今日泊まるホテルまで送ってもらえるか聞いてみた。このスラムを一人で抜け出す自信がなかった。

アルコール入っているのに快く引き受けてくれてホッとした。自由な国だ。

パがまだ飲み足りないみたいだったので更に酒を飲んだ。
近所の人達と会話したが、いい奴らだった。


人を見た目で判断してはいけないと、いつの日か子どもができたら教えることにした。

ホテルに送ってくれたパにお金を払おうとしたらタダでいいとのこと。

東南アジアに来てボッタクリにあったことは数多くあるが、ノーマネーでフィニッシュは初めてだった。
その時の俺は吉田栄作だった。

貧乏人の俺に慈悲を与えてくれたことに感謝していると、ホテルのスタッフ(サム)が出てきた。

聞くとパとサムは兄弟とのこと。

何たる偶然。

パが去り、サムが話しかけてくる。

サム「パにマリファナを勧められたか?」

俺「うん、でも買わなかったよー。13$って言ってよ。」

サム「Good! 偉いぞ! よくやった!」
ダービーばりにGoodを連呼された。
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俺は兄弟でもこうも違うんだなぁ。
こいつはまともな生活を送っているんだなぁ。
と感心していると、

サム「あいつが扱っているのはダメだ。俺のはめちゃくちゃいいぜ!10$でどうだい?」
と聞いてきた。

母さん、カンボジアは今日も晴天、平和です。
今日はベトナムからカンボジアに行く日。8:00amのボートに乗るから7:30に港に到着。
いくつもバックパックがあり、複数グループが同乗する様子。

なのに集まっているのは俺一人。
Why?

そうこうしているとフランス人カップルが登場。彼らも同じボートに乗る様子。OKOK。俺は間違ってないんだな。

そして出発時間の8:00。
ボートは来ていない。

10分後。ボート来ず。

20分後。やっとボートが来た!
大量のバックパックをボートに乗せ始めた。渋滞でもあって遅れたのだろう。一安心。

が、大量のバックパックはあるのに港にいるのは俺とフランス人カップルのみ。どゆこと?

出発予定から30分たったがバックパックの持ち主たちは現れない。

待たされて退屈だったから、フランス人の男性とビリヤードで時間を潰す。
2人とも下手くそだった。


どこの国を廻ったか、カンボジアでどこを廻るか、など談笑していたらレセプションのスタッフが話しかけてきた。

「いつになったらボートに乗るのですか?」



!?!?!?!?!?!


大量にバックパックがあったから他のメンバーを待っているのかと思ったら、ここの場所で搭乗するのは俺とフランス人カップルのみだったみたい。

出発予定から50分、スタートから出遅れた。

これが乗ったボート。


なかなかかっこいい!

途中でガソリンスタンドに寄る。


「最初から入れてこいよ!」
って思ったがボートに給油は初めて見るのでテンション上がった。

これが給油口。


こんな感じで車と同じように入れる。


その後別の同乗者を乗せるために別の港へ。
お待たせして申し訳ございません。。
一気に人で溢れる。


大人数でカンボジアを目指す。

当初ネットで調べたら4、5時間かかると書いてあったので、のんびりした船旅になるなー、と思っていたら1時間20分でボーダーに到着。
めちゃスピーディだった。

ここで手続きの準備をする。


意外とシンプルな作り。


俺は日本でカンボジアのビザをゲットしていたから、入国用のスタンプ代2$を支払う。

陸に上がりイミグレーションを目指す。
ここはまだベトナム領になるのかな?

国境管理などをしているであろう施設を通過。


ここにイミグレーションがある。


手続きをしてカンボジアに受け入れらる。


移動バスが待っており、プノンペンを目指す。

ここからカンボジアや!
水路で国境越えって不安はあったけど、意外とすんなり行ってよかった。



Good bye Vietnam, Hello Cambodia.


Vol.2に続く