瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)
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子供の頃の寂しい経験の影響についてのお話です。
先生:「子供の頃に寂しい思いをして、今思い出しても心がチクッとするエピソードってある?」
年美さん:「あります。小学校1年生くらいの時なんですけど、両親が共働きだったので、夜11時くらいまで私と妹しか家にいなかったんです。それがすごく寂しくて怖かったんです。」
先生:「その時は涙も出たでしょう?」
年美さん:「たぶんコタツの中で泣いていたと思います。」
先生:「何十年も前のことがすぐ出てきたけれど、他にもあるでしょう?私もたくさんあったの。子供の頃に限定しないで今日より前で思い出したらチックっとすること、まだ人に笑い話にできないことがあると思うの。今日それができてしまうかもしれない。
つまり、我々は今日という時間軸で常に生きているけれど、今日を経験したら過去に消え去っていく過去の時間軸の中に、触れたくないというものがたくさんあるかもしれない。それらを置いていたらダメという話を今日したいの。彼らをそのまま放置していたら、人生が台無しになってしまうの。」
年美さん:「放置している思い出たくさんあると思います
」
先生:「大人になってからチックっと傷ついたことは、それほど悪影響はこれからの時間軸にはそれほど影響を及ぼさない。けれど、チックっとするメモリーが今から距離があればあるほど、そのメモリーはとても巨大な力を振りかざして、今のジャッジメントに悪影響を及ぼしてくるの。
年美ちゃんがさっき話してくれたのは、50年以上も前のことなのにすぐに思い出した。それだけその寂しさを持ち続けているのよね。その時チクッとしたメモリーは、頻度高く何度も年美ちゃんの心を何度もかすめるように動くの。」
年美さん:「わかります。」
先生:「何度も頻度高くかすめるメモリーを主体として物事を見てしまうの。だから、無意識でチャレンジできなかったり、新しい考え方をしようとした時にチャレンジできないようにしてしまうの。過去のチクッとしたメモリーから手を打っていかないといけないの。
朝起きて今日新しい1日を過ごしていると思っているけれど、新しい日を体験するのはわずか5%で、後の95%は昨日までのリサイクル(再利用)で今日生きているの。初めての心を使えるのはたった5%なの。なので、この5%を使った時にどんな感覚になるかというと、ものすごく時間が長く感じるの。それは、過去の価値観を再利用できなからなの。時間があっという間に感じるときは、過去の再利用をして頭を使わないで生きている時なの。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
私のチクッと感じた思い出で、夢でも何度もみるのは、5歳の時に弟ができたんですけど、母の妊娠中もそうですが出産後も、私が両親に話しかけても気づいてもらえず、あまりのショックに言葉もでず、ただ呆然と笑いながら歩いている両親の後ろ姿を見ているんですよね。当時は寂しいという感情もわからないから、ただ立っているだけだったけれど、今思えば寂しかったんだろうなと思います。
自己啓発セミナーでも、過去の辛いことや寂しいことを思い出して消すカリキュラムありますが、先生はどのようなお話をされるのか楽しみです。
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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。