瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)

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自死についてです。

 

 

裕さん:「私の母がなんで自死をするのか?戦争中は食べるものも何もなかったけれど、将来に絶望して自死するなんて考えられない。毎日が必死だった。なぜ今の人は自死をしようと思うのか?っていう話をするんです。平和すぎるとそうなるんですかね?」

 

 

先生:「自死というのは何かを消したいんですよね。自殺防止セミナーを長年やってきて思うんですが、命を消したい人はいないんです。自分の中に芽生えている怒りを消したい。孤独を消したい。ある一つの感情のコントロールが不可能という答えが出たときに、その感情を消すためにはどうしたらいい?命を手放せばいいってなるんですよね。

 

私が自殺防止セミナーをやっていた頃は、アンケートをとって、恐怖・悲しみ・孤独・自己否定と4つのカテゴリーで分けてやりました。自己否定の量が超えてしまったら人は生きていけないんですよね。そういう方だけを集めたセミナーをやりました。

 

その時に死にたい人は誰もいないって思いました。生きにくいから肉体を手放そうとする。裏を返すと生きたいんです。生きたいと思っているけれど生きにくすぎて自死したい。生きたいと思っていない人はそもそも苦しみを持たないですよね。

 

だから、怒りや孤独を感じるのは生きたいからなんですという自己矛盾があることお話するんです。他人に死にたいと話をすると、死にたいということしか理解されないけれど、その裏にはなんとしてでも生き抜きたいというエネルギーがあるということを話して自分の中を見させて、生きたいということに気づいてもらう。

 

生きていきたいと思うなら生きればいい。生きたいと思っていても生きれない人もいる。けれどあなたは生きれるのだから生きなさい。次にはどう生きたいかを丁寧に積み上げていきましょう。どう生きるかということもあなたは選べる。人から与えられた生き方をしなければいけないのではなくて、自分で選べる。できるできないではなくて、どう生きたいのかを言ってといいうと、みんな

 

 

 

幸せに生きたい

 

 

という。それでいいの。幸せという言葉の中にはいろんな可能性がある。喉が渇いている時に水を飲むのも幸せなこと。その幸せをあなたが感じていないだけで、あなたがやっているすべての行動は幸せなの。

 

今度は、小さな幸せに気づく訓練をするんです。気が遠くなるような訓練をしましたね。その中で本当に自分が幸せだと気づく人はたくさんいらっしゃいます。二度と何かあっても自死を選ばないですね。

 

死にたいと思ったら、これは生きたいんだったってわかるので、自死という概念が消滅するんですよね。」

 

 

今週のラジオはこれで終わりですバイバイ

 

私が戦争のことを調べようと思ったのは死にたかったからなんですよね。正確には生きる意味がわからなかったので死んでもいいかなぁくらいの軽い感じです。なので、本気で死にたい人には私くらいの感情で言うなと怒られそうですが、死ぬ前に調べても遅くないと思って調べ沖縄に行ったりしてました。

 

いま私が生きていられるのは戦争で戦死した方の多くの犠牲の上で生きていると私は思っています。自分の家族や恋人もいたでしょう。でも、日本の国のため未来のために志を持って戦死していったんだと思います。

 

その人たちが、今の日本を今の私を見たら、こんなお前のために命捧げたんじゃねーよ!って怒られるなと思ったので死ぬのをやめたというか、なんか申し訳ないなと思ってやめました。

 

戦死した方の手紙や、そのご両親の手紙、残されたメモや服、絵画など見たら自分の悩みなんて悩みじゃないなと思えたんですよね。なので、自死されたい方は一度戦争の記念館巡りとか、体験談聞きに行くといいと思います。急がなくてもいつでも死ねますから。

 

そういった方の命の上で私たちは生きているので、一人じゃないなって思えます。少しは孤独薄れますよ。私はそうでした。だって、私のたちの未来のために多くの兵士がなくなったんですからね。両親や友人、社会がどうのこうのってスケールの話じゃないですから。

 

 

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。