瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)
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人に優しくできないお話の続きです。
先生:「本来、人が人に優しくできないのは自己優位性の煩悩があるからなんだけれど、もっとベーシックなところで過去に行ったことで傷をもったために、これ以上優しくするのはやめようではなくて、もっと愛されるために何かしなくてはと過剰になるし、何も言ってもらえなかったら何か言って!という働きがあるから人に優しくできない。
私も同じ経験があるんだけれど、その時に自分を守った1つの言葉があるの。それは当時何かの本で読んだの。自分が何かを施して相手がありがとうと言ってくれない時は、
見当違いだった。
相手が喜んでくれると思ったけれど見当違いだったと思う。今起こってしまった結果を自分のものにしておく。」
年美さん:「結果を自分のものにしておく」
先生:「相手が返礼をしてくれなかった。期待通りのことを言ってくれなかった。どうしてこの人は言ってくれないのと、その結果を相手のものにするのではなくて自分のものにしておくの。」
年美さん:「自分のものにしておくとそこで解決しますね!」
先生:「自分のミスでもないけれど、ちょっと勘違いしちゃったという答えで収まる。この1文が私の中に存在していたから大丈夫だったの。どうしても人に求めてしまうから相手の反応が期待と異なってしまうと不愉快になってしまうのよね。
相手に渡した瞬間って心地いいのよね。その心地良さは幸せなのよ。その幸せを感じたらOKにしておく。」
年美さん:「絶対に渡すときは幸せですよね。」
先生:「相手に渡す瞬間が一番幸せなのよ。相手のレスポンスを聞く前に、そこの幸せで終わらせる。その後の『ありがとう』が幸せだと思ったらダメ。いいことをした瞬間の幸せを求めていたというところで手を打つの。」
年美さん:「そうしたらずっと幸せですね。」
先生:「相手の反応がえげつない反応だったとしても、仮にそこで不愉快になったとしても、渡した瞬間の幸せは存在していた。その幸せを私は欲しかったと手前の幸せをもらっているので、そこで満足することを覚えていると、相手から何を言われても傷つかない。本当の優しさになるというのは、そこで手を打つ人のことなの。返礼を待たない。
やっぱり優しい人になったら幸せでいれる。優しい人の実践は何をしたらいいのか?ある本に書いてあったんだけれどテーマは余裕って書いてあったの。」
年美さん:「それもよくわかります。」
先生:「優しさには余裕が絶対条件。時間的・金銭的余裕と考えがちなんだけれど、そうではなくて体調の余裕って書いてあったの。」
年美さん:「体調なんですか!」
先生:「たとえば、すごく寝不足でダルい時は人に優しくできない。なので、本当に優しい人になるのならちゃんと寝てくださいって書いてあったの。」
年美さん:「衣食住のベースのところですね!」
先生:「頭が痛いときに人に優しくできないでしょう。ちょっと意外なんだけれど、体調を整えるというのは幸せになる要素なの。お金がなくても体調が良かったら人に優しくできる。優しくできるから人からも愛され人間関係が良好になって幸せになれる。」
年美さん:「優しさから体調に行き着くとは思いませんでした」
先生:「あともう1つのテーマは心の余裕。どうしたらここの余裕が持てるのか。自分を愛しなさいって書いてあったの。自己愛を満たす。しっかり自分を愛している人は心に余裕がある。自分を愛するというのは綺麗な服を着るとか、美味しいものを食べるとかではなくて、自分のいいところを自分で評価できる人が心に余裕がある人。
自分のいいところに注目をして、それをちゃんと評価できている人は自分をしっかり愛している人。そういう人が人に優しくできる。自分を愛していない人はできない。自分のいいところをちゃんとわかっているかどうか。日常のささやかなことばかり書いてあった。
- ちゃんとお皿を洗った。
- ちゃんとお風呂を洗った。
- ちゃんと自転車に乗れた。
- 帰宅時に1駅歩いた。
優しい人は余裕のある人というのは刺さりました。確かにそうですね。私はいつも何かに追われてるような、急かされているような気になっているので常に余裕がないんですよね。学生の時には気づいていたけれどどうしたらいいのかわからなかった。そして、ここでも自己愛なんですね。。。
体調の余裕というお話もされていたので、ずっと気になっていた臓器がありまして早速MRIを取りに行き検査することにしました。20代の頃から注意を受けていたので気になっていたのですが、どうでもいいやと思っていてほったらかしにしていたのでこの機会に受けてみました。結果がどうなるか楽しみです。
それから、会社で多くの人と接するようになってから、意外と私はそんなに悪いやつじゃないのかも?と思えるようなことが多くあり、自分を評価できるようになってきたので良かったなと思います。
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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。