瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)
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ご相談からスタートです。
==ご相談==
すぐ落ち込みます。すぐ嫉妬します。
人の活動を見ると自分はダメだと思います。
先生はそんなことありませんよね?どうしたらいいでしょうか?
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先生:「ありませんね。そういう風にならない性格なのではなくて、人はすぐに落ち込む生き物だと思っているので、落ち込まないように常に自分をただしている。落ち込まない人間ではない。
仏教的な考え方をすると、身近な人に自分が羨ましいと思うようなことが起きたら、いよいよ自分にその縁が近づいてきた。今までは遠いところで起きていたことが、直接自分が話を聞けるくらい自分に近づいてきたと考える。そう考えることで嫉妬が自分の喜びに変わる。
その考え方を採用するのは基本の[き]であって次の考え方がある。それは、自分が嫉妬がしたくなるというというのは、自分よりも優れていると認識した人でしょう?そういう人と自分が縁を持てていることを客観的に見て欲しいの。」
年美さん:「確かにそうですね!」
先生:「仏教がいう嫉妬の対象というのは、その対象の人とあなたは知り合いになったのよね?という言葉があるの。普通は知り合えない。その人と今でも縁がある。そしてコンタクトを取ろうと思ったら取れる距離感に自分がいるということなの。そういう風にお釈迦様が説法をしていたの。
だから、嫉妬してしまうという相談を受けた時は、嫉妬ができる人と出会っているということがわかっているか?それってすごいことなのよね!」
年美さん:「確かにそうですね!」
先生:「この方と少し話をしたの。その時に、私も落ち込む心も嫉妬する心も人を見て自分はダメだという心も持っている。あなたと同じ心を持っている。けれど、嫉妬してしまう人を見れるポジションにいるということを忘れてない。だから、あの人すごいと思うけれど、その人を見れるポジションに私はいるから自信になる。だから、落ち込む心は持っているけれど、それは作動せず自信になる。」
年美さん:「確かに縁を持てているということはすごいことですよね。」
先生:「そうなの。あとは小さな手を打つ。私、このまま行ったら心が沈むかもしれないとか、このままほっといたら焦ったりすると思ったら手を打つ。めちゃくちゃ簡単なことだけれど、メチャクチャ深い深呼吸をする。
深呼吸をして副交感神経が優位な状態に戻す。すると、私はあのような方とご縁をいただいているからすごいと考えることができる。みんなそういうことに何もしないで教えを探そうとする。教えばかりに行くのもダメなの。考え方を変えるには体の中を整えることも大事なの。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
この頃は嫉妬もしなくなりましたね。私はご相談者の方と違うのですが、私が嫉妬するのは、自分よりも下だと思っていた人が自分よりもいい待遇を受けている時に嫉妬します。「なんであんな奴が出世してるんだ!」みたいな感じです。社会人になって一番といっていいほど自分にとっては辛い感情でしたね。
今はだいぶなくなりました。それは視野が広くなったからだなと思います。よくよく見てみると、その出世した人って文句も言わず働いていたり、上司から見たら依頼しやすかったり、ミスなくコツコツこなすとか、いいところがあるんですよね。昔はそれが分からずに、自分の方が能力あるのに!(能力ないけど)って思っていたので腹が立ってましたが、腹立てるほど何かしているかと冷静になってみればできてないことに気がついたので嫉妬というかイライラしなくなりましたね。まぁ、自分の傲慢さが繰り出す結果ですよね。本当に傲慢って怖いですね。
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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。