瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)
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この世の順番のお話です。
先生:「どの方のご相談を読んでも大丈夫なのになって思うの。」
年美さん:「そうですね。仏教を学んでいたら全て答えがあるから大丈夫って思っているんです。」
先生:「絶対大丈夫なの。みんな大丈夫じゃない方で考えることが好きなの。他に上手に伝えられなくて誤解が生じてしまったというご相談をいただいたの。上手く伝えられなかったということで落ち込むこむのが不思議だなって思うの。」
年美さん:「そうですか?ご相談者の方の気持ちわかります。」
先生:「上手いこと伝えられなかったというのは、どっち目線の話なのかな?って。自分は思っていることをちゃんと伝えたけれど相手に伝わらなかった。または、相手に伝わるように自分の中の言葉を伝えられなかったという2パターンだと思うの。
人というのは伝えたいことがあったら、自分の中にある言葉を全部出そうとするのよ。その結果伝わらなかったのであれば相手の人は伝わらない人なのよ。だから、それで落ち込むというのが分からない。
あなたが伝えたいことがあった。相手は価値観が違うからそれが伝わらない人だった。どっちが悪いとかではなくただそれだけのこと。伝え方が下手だったのか、聞き方が下手だったのではなく、お互いが違うものをみて生きている人だったということなの。だから落ち込まなくて大丈夫なの。」
年美さん:「確かに、、、。本当にその大丈夫という一言が欲しい時があるんですよね。」
先生:「やっぱり大丈夫じゃなくなっている原因は言葉なの。みんな言葉の分量を間違ったり、言葉をとんがらせたり凹ませたり、言葉を連打したり、途中で止めたりしているのよね。みんな言葉なのよ。
大人になったら少し学ばないといけないのは黙るということ。みんな必要ないこと喋りすぎ。人が傷つくこととか言い過ぎ。だから黙るということを覚える。」
年美さん:「黙っていたとしても自分の中で話すのはいいんですか?」
先生:「それはいい。人は自分の中でずっと会話しるでしょう。けれど、本当はそれもよくないことなの。その会話さえ止めなさいというのが瞑想なの。ときに瞑想で自分の中の会話も10分くらいは止める。自分と向き合うために会話を止める。外に向ける言葉も減らす。
面談していて本当に思うの。その一言がいらなかったね。逆に相手の一言で傷ついてしまったりする。みんな言葉がきっかけになっている。
刃が向いている言葉を発した相手に問題があるのではなくて、その言葉を受け取ったこっちの責任。けれど、自分から弓矢のように発してしまった言葉は、ほとんどが弓矢として発しなくていい言葉ばかりなのよね。」
年美さん:「矢の先に毒も塗ってますからね。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
そうですよね。全部言葉ですよね。私が約1年海外で遊んでいたときに、英語が喋れないのにコミュニケーション取れてたのは黙っていたからだと思います。黙るしかなかったんですよね。英語わからないし、わかったとしてもなんて言ったらいいのかわからないから黙るしかない。
言葉が半分くらいしかわからなかったら話さなくて済むのになぁって思う時があります。コミュ力がある人は話すポイントや黙るポイントが上手なんでしょうね。
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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。