瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)

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今週は音楽のプロの美千子さんが音楽の視点から先生の声を分析されている回になります。声や話し方のことなので、文字にして伝わるのかわかりませんが記録のために書きたいと思います。

詳しくはWEBサロンに動画がアップされていますので聞いてみてください。

 

 

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メロディーの作り方のお話の続きです。

 

 

 

美千子さん:「メロディを作るときも落ち着かせたい時は上に上がらずに音を下にしますね。興奮させたいときや盛り上がりたい時は音をだんだん高くしていきます。普段聞かれている歌とかもほぼほぼそうなっていると思います。」

 

 

先生:「話し方についても強弱の加減って書いてあるのよね。”上限があり力みがない。張り上げすぎない。”ということは、上限があるということが大切なのね?」

 

 

美千子さん:「そうです。抑揚というか強めに言うところやしんみり言うところの強弱があるにしても、その強さが突き抜けてしまうと耳障りになってしまうんですよね。ちゃんとノイズにならない範囲で収められているんですよね。」

 

 

先生:「音楽でも強すぎると音割れしてノイズになるということが声にも起きるのね。」

 

 

美千子さん:「そうなんです。音楽でも音割れはNGなんですよね。」

 

 

先生:「これは意識をしています。自分の声の上限がわかっていて、その上限を超えないようにしている。カラオケと一緒で今の自分の声の太さで出る最高の音からひとつ低いくらいかな。

 

話す時も自分の地声の一番上よりひとつ下のところで話す。もしそれ以上の声で話すと聞いている人はしんどくなる。これをちゃんと知って手前で止める。ところが、喉を使いすぎて連日講演会の時は、喉が疲れててこの最高の音が下がってくるの。3つくらい下がって声が弱る時は講演会を延ばす。」

 

 

美千子さん:「先生の中でバロメーターがあるんですね。」

 

 

先生:「喉が弱っていたら高音が出なくなるけれど、逆に低音が出せるようになるのかというと違う。高音が出ないで低音は同じとなると抑揚がなくなるのよね。そんな講演会はやってられないから延ばす。」

 

 

年美さん:「美千子さんの分析力もすごいですが、先生の自分に対する分析力もすごいですね!」

 

 

先生:「いま気づいただけで無意識でしてる。あとは、ジャズを習っていた時に先生から『歌い始めは、まるで飛行機が離陸するように声を出しなさい。歌い終わりの時は飛行機が着陸するように歌いなさい』ってずっと習ってた。」

 

 

美千子さん:「いい表現ですね。」

 

 

先生:「なだらかに着陸をする。声が今出ている状態と止まった状態の区切りがわからないようにって教わってきた。」

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

先生の声が聞きやすいのも生まれ持った特技なのかと思っていたのですが、それだけでなく色々意識されているからなんですね。意識するって本当にすごいんだなとつくづく思います。

 

確かどこかのアナウンサーの方も、同じようなことを話されていたのと、仲間由紀恵さんもインタビューで売れるように演技中声を低く出すように気をつけるようにしたとお話しされていたのを思い出しました。

 

要は聞きやすかったりする人は、ちゃんと意識してるんですよね。生まれつきかもしれないけれど、ちゃんと活かす努力をされている。私はそれを知らないで文句だけ言ってるんだから、そりゃ幸せにもならないし上達もしないわなとつくづく思いますね。

 

 

 

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。