瀧本先生のラジオは毎週月曜日の２３時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。（再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました）
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主婦の方からのご相談からスタートです。
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大皿料理をテーブルに出して、各自の取り皿と取り分けようのトングを用意しても、夫と息子が使わず直箸で食べる。これが耐えられない。トングも各自の取り皿を用意してるのに使わない。
プリンをかを食べて残した時にスプーンをさしたまま冷蔵庫に入れる。それがすごく嫌でイライラしてしまうのでいつも喧嘩をしてしまう。食事のマナーとして直箸で食べ残った料理を冷蔵庫に入れるのが嫌。そのほかにも嫌なことはたくさんある。
どうやったら夫と息子が止めてくれるでしょうか？
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先生：「この方は細かくてずっと喧嘩をされているということでした。その時に旧友にも話をした例え話をしたの。」
＝＝＝例え話＝＝＝
ある修行僧がある林の中で座禅を組んでいたの。その林は毒蛇がたくさんいて、とても危険といわれている林なの。目を閉じて座禅をしないといけないから、いつも毒蛇が来たらどうしようと思っているから、全く目を閉じることができなかったの。
そこで、木の上だったら来ないと思って、幹の上にに藁を敷いて座禅を組んでいたんだけれどやっぱり怖くて全然集中ができない。蛇は夜になると動かないから夜に座禅を組むようにしたんだけれど、そうすると夜なので自分も寝てしまう。。。
それを天界で見ていた仏が「これはけしからん！」となって、天の声として「起きろ。起きろ。」って言うんだけれど、一瞬は起きるけれどまた寝てしまう。そこで仏が「蛇が来たぞー！！」って叫んだの。
すると修行僧はパッチリと目を開けて座禅を始めたの。けれどまた寝てしまう。その度に仏は「蛇が来たぞー！！」って叫ぶの。その度に修行僧は起きるんだけどまた寝てしまうということを何度も繰り返したの。
修行僧が何度も同じことが繰り返されるから腹が立ってきた。そこで、「仏よ。なんで私が修行しているのをそんなに邪魔をするのか？なぜそんなに嘘をつくのか？」
すると仏は、「私は邪魔をしているのではない。あなたが修行ができるように手伝っているんだ。」
「毒蛇なんてどこにもいないじゃないか！」
「毒蛇はここにいるだろう？人は外の世界に毒蛇がいると思っているけれど、自分の中の毒蛇と戦うのが修行なのだ。毒蛇は心の中にいる。あなたが修行中怠けて寝ている時に毒蛇だと叫んだのは嘘ではない。あなたの中の毒蛇が顔を出しているからそこに毒蛇がいると教え、修行を応援しているのだ。」
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先生：「この例え話を旧友とこのご相談者の方にお伝えしたの。」
区切りがいいのでこの辺で
この修行僧の方の気持ちよくわかるなと思いました。私だったら３回目くらいで天に向かって嘘つくんじゃねーって怒鳴っていそうです。怒鳴ったとはいえ、何度も繰り返した修行僧も偉いなと思いました。
あと、いつも思うのですが、この例え話とご相談の答えとどうリンクするんだろう？と思ってしまいます。同リンクするのか楽しみです。
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瀧本先生から真解（鑑定）を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。