瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)

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お坊さんの過失はどこだったんでしょう?

 

 

先生:「怒ったとか石を投げてしまったところだと思うかもしれないけれどそうではないの。それは童話の話なのよ。実際はもっと深いところなの。

 

このお坊さんの1番の過失は、彼が毎日やっていたことが布施業だったということを自覚していなかったということなの。

 

仏教的考えだと、お弁当を忘れた時に”今日はお布施ができなくてごめんなさい。いつも布施業をさせてくれてありがとう。”となる。猿が怒ろうが申し訳ないという心になる。

 

自分が座禅すればいいと山に登っていたことが問題。山猿に自分のお昼を分けて食べていたのではなく、座禅の修行をしながら布施業もさせていただける喜びの意識がなかったことなの。」

 

 

年美さん:「1日くらいで文句言うな!ってなってしまったんですものね。」

 

 

先生:「心が苦しくなった時は、その過失がどこにあったのかを正しく観る。そうすると必ず自分の中の本当の原因が見える。」

 

 

年美さん:「やらせてもらっているという事を忘れてしまいますね。。。忘れてしまうから清らかな心ではないんですね。」

 

 

先生:「私は一人で暮らしているから、本当に自分の心を観る時間をたくさん取るの。どうやって心を使ったらいいのか見えない時もある。その時は勉強が始まる。その解決策が見つかるまでずっと勉強している。」

 

 

年美さん:「解決策が見つかるまでですかびっくり

 

 

先生:「だって、また同じことを繰り返すでしょう?自分がやってしまった過失を正しく見る。正しく見れなくてもいいから正しく見ようとする事を忘れない。」

 

 

年美さん:「忘れてしまいます。。。」

 

 

先生:「昔はありがとうないのかな?って思うことがよくあったけど今は亡くなった。させていただくということを自分に刻む。」

 

 

年美さん:「自分の中の何かが変わっていく気がします。」

 

 

先生:「変わっていく。仏教は布施業を推奨しているんだから。布施業は相手がいてできること。相手が結構ですって断ったら布施業は成立しないんだもの。ありがとうと相手がもらってくれてできることなの。」

 

 

年美さん:「誰かのためというよりも、自分のためと思えるようになりましたが、させていただくということは刻み込まれてなかったです。。。」

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

”させていただく”この気持ちで全て取り掛かったら、どんなこともどんな仕事でも楽しいだろうなと。やっぱり私はこんなの当たり前とか、私がやらなくても誰かやるでしょう?とか、そういう気持ちがすごく多いいですね。

 

きっと笑顔で楽しそうに働いている人は、このさせていただくという気持ちのベースから仕事をしているんだろうなと思います。人気がある人のインタビューとか見ると”させていただく”に似ている言葉がよく出てきますからね。やっぱり何事もベースがしっかりしてないとダメですね。

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。