瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)

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因果の誤謬の続きです。

 

 

先生:「夫がイライラしているから自分がイライラしてしまうって思っちゃうよね?でも、それは違うの。イライラしたかったのよ。夫が上機嫌でもイライラするから爆  笑

 

年美さん:「そうですね爆  笑

 

 

先生:「因果関係を正しく観ることを正見というの。八正道の1つ。我々は煩悩だらけ。我々は煩悩具足なので自己都合が成立するように直前のことになすりつける。そうすると常に誤った因果関係を見るので、常にいま〇〇と思ったけれど正しい因果関係か?って習慣化されるまでは、毎回思考をストップして考える。特にイライラした時やネガティブな時にやる。

 

あの人のあの言葉で〇〇と感じたけれど、それに何か因果関係はあるのか?と見る。ほとんど関係ないから。そして、いま私は〇〇という感情になりたいからその因子を持ち続けていたんだなと気づく。

 

気づかないとその因子はどこでも発動するから。このご相談者なら、すぐに自信がなくてしょげてしまうのであれば、その感情を体験する因子を持っているから、何を見ても自信がないってなってしまう。

 

なので、自分がどのような因子を持っているのかとちゃんと見極める。落ち着いて見る。みんな適当に心を見過ぎなの。じっくり考える。なんで私は〇〇という感情になりたかったんだろう?いつからだろう?ってずっと考えたらいい。

 

すると、自分の望ましい人生に相応しくないということが必ずわかる。それが分からないとダメなの。悲しい感情に気づくところで終わったらダメなの。どんどん発動しちゃうから。もっと深く、私に相応しくないということに気づく事が大事なの。」

 

 

年美さん:「そこまで気づくには深く自分を見ないとダメですね。」

 

 

先生:「そうなの。だから誘水をかけるの。まずこの感情は相応しくないというところからスタートするの。相応しくないのになぜ私はこれを考えたかったのか。いつから?どんどん自分に教えてあげたら結論が見えなくても、脳は途中で飽きるの。何度考えても答えがない問いというのもあるから。

 

なぜ自信がないのか?ずっと考えても分からない時がある。そういう時は【回答不能】を出す。回答不能というのも立派な回答なの。この世の中は回答不能なことばかりなのにみんな考えすぎなの。」

 

 

年美さん:「前提として、これは相応しくない感情だと思っておけばいいということですよね?」

 

 

先生:「そうね。落ち着いて心を見る。今の状況を嘆くのではなく因子を見つける。そして、望ましい因子と交換をしていく。自分が人生でどうありたいのか。具体性を持たせるためにそれに近い人は誰なのか。一人でなくていいの。あの人のあの一面とかね。どうすればその道に行けるのかを考える。

 

ご相談にはどうありたいのかという事が書かれていないので、どうありたいのかを贅沢に考える。ちゃんと自分でイメージ化して、その道筋を考えていかないといけない。考え出せない時に相談するの。だから相談するポイントが違うの。」

 

 

年美さん:「すごい深いです、、、」

 

 

今週のラジオはこれで終わりですバイバイ

 

落ち込んでいる時に自分がどうありたいのかなんて考えつかないですよね。今の感情を幸せにしたいというかホッとできるようになるにはどうしたらいいんだろうと手短なことを考えてしまう。。。

 

きっと多くの人がご相談者の方のように相談ポイントを間違えてしまう気がします。という私も間違えてました、、、

 

自分に自信を持ってイキイキと生活できていたらいいですね。

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。