瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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孤独のお話です。

 

 

 

先生:「最近孤独だと思ったことがあるの。それはコロナで死にそうになっていた時なの。あのときは自分のことしか考えたなかった。余裕がないから人のことなんて考えてられなかったの。あのときは誰とも繋がってなかった。これが孤独なんだって感じたの。この人と繋がっているということを深く話したいんだけれど、間違えやすいのよね。」

 

 

年美さん:「家でひとりでいることが孤独だと思ってしまいますよね。」

 

 

先生:「逆もある。夫、子供が何人もいて、ドーベルマンを飼っている奥様が孤独ですとご相談に来るのよ。人がいても孤独を感じる。みんなの心がバラバラなのよね。心の中で繋がっている安心感がなくてポロポロと泣いている奥様がいる。でも、その孤独を作っているのは[あなた]なのよね。」

 

 

年美さん:「自分が解放すればいつでも繋がれるんですものね。」

 

 

先生:「そうなの。あの人どうしているのかなって想える人がいるなら、その人のことをちゃんと祈ってあげればいいのよ。目に見えないところが一番大事なのよね。」

 

 

年美さん:「目に見えることだけを信じてしまうんですよね。」

 

 

先生:「どうして人は人と離れて切れているように感じてしまうんだろうか?木々や花たちが離れているように感じているのだろうか?感じてないよね?みんなが私たちだと思っている。

 

我々は忘れはいけないものが2つ。日頃常に笑っていることと、常に誰かのことを祈ること。この2つを忘れなければ孤独にならない。」

 

 

年美さん:「思いを馳せるということは祈るということなんですか?あの人元気かなぁだけじゃなくて、ずっと元気だったら嬉しいなぁとか、次のちょっとしたことを考えることが大事ですね!私は元気かな?で終わっちゃうんですよね。」

 

 

先生:「そこが祈り!」

 

 

年美さん:「そうすることで繋がっていることを感じることができるんですね!」

 

 

先生:「それから幸せって、みんな幸せな出来事が自分の外界にあって、その幸せに出会わなければ幸せではないと思っているのよね。自分が不幸だと思っていたり、自分に何かが足りないと思っていると相手の幸せを考えることができなくて、嫉妬しかない。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

私もなぜこんなに孤独を感じるのだろうかと不思議に思っていました。先生のお話やいろんな本を読んでも、比較されているのが自然なのであまりピンときていなかったのですが、私の好きな自省録の中の一節に

 

 

「隣の枝から切り離された枝は、樹全体からも切りはなされずにはいられない。それと同様に、一人の人間から離反した人間は、社会全体から落伍したのである。ところが枝は他の者がこれを切りはなすのであるが、人間のほうは、隣人を憎み嫌うことによって自分で自分をその隣人からひき離すのだ。しかも彼はそうすると同時に共同社会の全体からも自分を削除したことを知らないのである。」

 

 

私はこの節を読んで、だから人を自分から遠ざけると遠ざけた人でなく自分の方が孤独になるんだとしっくりきたので、もしかするとこの文章の方が腹落ちする人がいるかもしれないので載せておきます。

 

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。