瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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お寺へ怒鳴り込んできたお婆ちゃんの続きです。

 

 

 

先生:「そのお婆ちゃんを呼んで『なぜ御塔婆が読まれなかったのか私はわからないけれど、あなたの行動は誰よりも尊い供養になっていますよ。』ってお伝えしたの。御塔婆を立ててみんなでお経を唱えるということが大事なのではなくて、大事なのは心だからね。」

 

 

年美さん:「確かにそうですね。感動します!」

 

 

先生:「他の人は怒鳴っているお婆ちゃんを見て非常識な人って言っていたけれど、私は違う見方をしていたのよね。」

 

 

年美さん:「先生のように違う見方ができるようになりたいです。私はお婆ちゃんの怒りだったり言葉に気持ちがいってしまう。先生のような感じ方は暖かいので、それができるようになりたいです。どうしたらそういう見方ができるのでしょうか?」

 

 

先生:「普通は怒りを鎮めないとって思うよね?怒りは色んな種類がある。例えば、年美ちゃんがAさんに傷つけられて、私がAさんに『年美がどんな気持ちだったと思うんだ!』って怒った姿を年美ちゃんが見たら幸せになるでしょう?」

 

 

年美さん:「嬉しいですラブラブ

 

 

先生:「Aさんから謝られるより嬉しいでしょう?自分に対する愛を感じるのは謝ってもらうことではなくて、それに対して同じように怒りを持ってでもなんとかしようする姿を見て人は癒される。

 

だから、そういう怒りと普通の怒りを見分けれるようにしないとね。お婆ちゃんの怒りは師匠に文句を言っているのではなくて故人に対しての愛なのよね。怒鳴っているところを見るのではなくて、そのベースには愛があるの。」

 

 

年美さん:「聞いたらわかります。」

 

 

先生:「そこをちゃんと見てあげる。怒鳴っているお婆ちゃんも気付いてないから、あなたの愛は伝わっているということを伝えてあげる。怒りの起点を思い出す必要がある。その方が大切で、だから書き損じられたことが悲しかったのよね。自分の心で怒っている原点を見失ってしまっているから気づかせないといけない。

 

だから、煩悩が妨げられた怒りと愛がベースにある怒りがあるのよ。愛がベースにある怒りはすごい勢いよ。残念なことに怒っているご本人は愛がベースにあることを忘れがちになる。だから、愛は伝わっているということを伝えて消化活動するしかないのよね。」

 

 

年美さん:「怒っている人を見たら、愛がベースなのかどうかを先に見極めたらいいですね。」

 

 

先生:「そうね。二分化するのがいいと思うチョキ

 

 

今週のラジオはこれで終わりですバイバイ

 

年美さんと同じことを考えていました。先生のように深く想いを感じ取れて、そして心がフッと軽くなるような言葉を添えれるようなことが言える人になりたいものです。

 

私が先生の仏教を学ぼうと思ったのは、まさにそんな言葉が言えるようになったらいいなと思ってなんですけど全然できていないです。やっぱり表面的なことや言葉の方に引っ張られてしまいます。。。これも経験値なんですかね。。。

 

できる人は子供の時からできているからすごい。きっと細胞に組み込まれているんでしょうね。家系を見ても私の血筋でできる人は皆無だろうな。。。

 

 

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。