瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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先生がブログに書かれたお医者様とのお話からです。

まずは先生のブログをお読みになってから私のブログを読んでください。

http://blog.takimotokousei.com/?day=20230810

 

 

 

先生:「この間脳外科医のお医者様とお話をしたの。話の内容はブログに書いたんだけれど、仏教はこの世のあり方全てを網羅している。人間の内界で起きているあらゆる現象、その理由、それをどうすべきかが網羅されている。

 

全てを語り尽くしている中に【人はなぜ生きるのか】の問いに対する答えはない。この問いは愚問なんです。そうではなくて、質問を入れ替えるべきで、お釈迦様は【人はどう生きるべきなのか】。なせからどう生きるのか。その後に仏教は教えがたくさんある。むしろ、なぜ生きなければならないのかという問いに対してお釈迦様は答えなかったんです。って話をしたの。

 

『個人的に瀧本さんはどう思われていますか?』ってお医者様に聞かれてね、『死なないから生きているだけで、死ぬときはサッと死にます。』って答えたの。

 

『潔く死ぬという覚悟があるんですよね?』

『私は逆です。何があっても生きていく覚悟があります。どんな状況でも死ぬまで生きます。悟りというのは死ぬ覚悟ではなくて、何が何でも生き抜く覚悟なんです。なので、なぜ生きているんですか?と聞かれても知りません。心臓が動いているからです。』

 

これは何回も自問自答して出した答えなの。

 

 

年美さん:「それは先生が自殺未遂をされた経験があるから、そういう考えに至ったということはないんですか?」

 

 

先生:「あの時は若かったからこの世のあり方とかわかっていなかったけれど、やっぱり仏教を勉強したときに自分で命を操ることはできないって知ったの。たとえ健康でも死ぬときは死ぬ。だから操れないって思ったの。

 

気づいたのは我が身は自分のものではなかった。誰かが決めていてその時までは生きる。だから、生きるとか死ぬということを考えることがなくなったの。」

 

 

年美さん:「そうですよね。」

 

 

先生:「生きるしかないから、どう生きるかしかないのよ。何かによって生かされている間はなぜ生きるのか?ということは考えなくていい。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

いま約、2000年前に書かれたマルクス・アウレリウスの自省録を読んでいるのですが、仏教と同じことが書かれていて面白いです。ただ違うのは、マルクス本人が戦にでて戦っているので死を身近に書かれていることですね。そして、マルクスも人間は宇宙の1部で人類は手足であり兄弟であり、殺し合うことの意味のなさを語っているのが面白い。

 

マルクスはどうやら瞑想というか内観をされていて、やっぱり内観ができる人は宇宙から自分を考えることができるんでしょうね。達観できている人はすごい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。