瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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親への質問です。
先生:「両極端のご質問がきました。お一人は自分の親が今まで全く援助してくれなかったので、自分に愛されているという自信が持てない。今までお金を出してくれなかったという経験がたくさんあったので今も疎遠になっているという親との関係性がコンプレックスになっているというご相談が1つ。
2つ目は真逆で親が自分を守りすぎる。ありがたいことはわかるけれど、ついそこに甘えてしまう。30歳間近になっているけれど仕事をしないで実家にいてしまう。いつか親が死んでしまう。キャリアを積まなければいけない時期に親が自分を守りすぎるから悩んでいるというご相談なの。」
年美さん:「真逆ですね
」
先生:「そうなの。でもこれは子供の解釈なので実際どうなのかはわからない。全く親がお金を出してくれなかったことが自分のコンプレックスになっている人と、親が今でもお金をだしてくれるから仕事をしないで家にいてしまうと言っている人がいる。
これを有無同然といいます。
あってもなくても、どちらにしても人は苦しむ。例えば結婚してないから苦しいという人もいれば、結婚しているから苦しいという人もいる。全部あってもなくても苦しい。」
年美さん:「全部そうなんですね。」
先生:「個人的に言うと私は全く援助してもらえなかったの。でも、その時から援助してもらわなくて良かったと思ってる。自分で自分を養う力がついたから自信を持つことができた。自分で自分を食べさせよう。その代わり苦労せずに少しいいものを食べさせてみせる!って思ってた。」
年美さん:「それがあるから今の先生がいるんですね。」
先生:「そして、俺は自分を十二分に養っている男性と結婚しようと思ってた。互いの力がダブルになって最強でいこうって思ってたけど結婚しなかったけどね
」
年美さん:「一人でかなりの最強ですからね
」
先生:「最初のご相談者の親がお金を出してくれなかったから愛されなかったことがコンプレックスというのは、そういう傷を持ってしまっているというジョーカーですねって思う。その一文が欲しいんじゃないのかな。
すごく厳しいことを言うけれど、私が自信がないのは愛されてこなかったから寂しくなってというセリフを自分の人生の中で獲得するために、親がいざという時にお金を出してくれなかったからという言い訳を作るのに都合が良かったからじゃないんですか?って思うの。
もし、ご相談者が援助をしてもらっていて親から十分な愛を受けているという自覚があって今になっていたら違う理由で、こういう時に寂しくなるんだという違う事情を出したと思うの。
いま目の前の人に自分のトラウマを話して、目の前の人から愛される(同情)ためのセリフを無意識で使っている気がする。」
年美さん:「初めて今気づかれますね。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
先生の仰る通りだなと思います。私が本当にそうだったのでそう思います。最初聞いた時は意味がわからないし反発していましたが、話し相手の愛情=同情を引くために話していましたね。そもそも、同情をもらっているとも思ってなかったです。みんな私の親の愚痴を聞いてくれるいい人だと思っていました。けれど、相手からすると愚痴しか話さない女なんで哀れな人以外何でもない。
ご相談者の方は他人に愚痴を言ったりすることのない人かもしれませんが、もし愚痴を言う人だったら先生の仰ることを理解するのは早いかもしれないですね。
愚痴を言わなくなったのは良かったですけど、人との会話が続かなくて本当に辛いです。本当に人に興味がないんだなって思います。
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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。