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適応障害のお話の続きです。

 

 

 

先生:「適応障害というのは〇〇がどうしても受け入れられないというように、ターゲットが1つのことが多いの。例えば職場の上司が変わって仕事の仕方が変わったことだけが受け入れられないとかね。ターゲットが特定されているの。

 

だから、その状況から少し離れれば、またはその状況になんらかの工夫を加えて休憩すればすぐに現場復帰ができる。名前が適応できない障害になっているからビックリするけれど、その上司に適応できないだけなの。

 

だから、そんなに難しく考えなくてもいいの。もちろんご本人は辛いと思うけれど私たちもその状態で病院に行ったら適応障害って言われる。」

 

 

年美さん:「そうですね。」

 

 

先生:「適用障害になる前に、気づいてあげれるかとうのは相手の方の深層心理の中で蠢いていることだから無理だと思う。相手の方が適応障害になって休むことになったら長期休暇ができることを喜んであげたらいいと思うの。

 

さて、私たちも適応障害になる可能性がある。では、自分がならないように何に気をつけたらいいのか。我々が日頃から気にした方がいいことは2つある。

 

1つはレジリエンスといって【受け流す力】のこと。”まぁ、そういう人もいるよね!”と受け流す。ついつい、どうしてあの人はそんなことを言うんだろうとフォーカスしてしまうと適応障害になっていく。

 

受け流していく練習というのを日頃からしていく。洗濯干してから雨が降っても”そういう日もあるよね!”と受け流す練習をする。」

 

 

年美さん:「確かに自分の運の悪さの深みにハマる人いますね。」

 

 

先生:「日頃の自分が体験している些細なことから受け流す練習をする。そうすると1つの事を掘り下げて考えないようになって人間関係も受け流せるようになる。これは仏教の中道よね。遊びを利かすということね。

 

仏教を学んで変われる一面ってここにあると思うの。絶対に〇〇でなければダメ!って思わない。」

 

 

年美さん:「言う方も言われた方双方が受け流すとすごく楽ですね。これがどちらかが意地になってたらしんどいですね。」

 

 

先生:「そうなの。こちらが練習していても相手が譲らない人だったら大変よね。日頃から対人物でないところから受け流せるようにしていく。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

受け流す力凄い大事ですよね。私がサービスデスクで仕事をしていた時に、クライアントからネガディブな話を聞くだけでイライラしていたので、上司に「フォードバックにはポジティブとネガティブがる。ネガティブは愚痴だから気にしなくていいけれど、改善する必要がある事柄であれば真摯に受け止めて対応する必要がある」と言われたことがありました。

 

その時に、単なる愚痴なのか改善する必要があることなのかを見極めて、単なる愚痴の時は気にならなくなりました。受け流せるようになったんですね。あとは、仏教を学んでからかなり受け流せるようになったのかなと思います。

 

やっぱり考え方が〇〇じゃないとダメ!となると、相手も自分も苦しいですよね。

 

 

 

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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。