瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

瀧本先生のHPはこちら

 

逆視道のHPはこちら

 

------------

 

 

ご相談からスタートです。

 

 

〜〜〜ご相談〜〜〜

 

 

職場の同僚が適応障害と診断され長期休暇に入ることになりました。

先月も飲み会に参加していて元気でした。2週間ほど前も普通に会話しており元気そうでしたし、仕事もしっかりしてい他のでとてもショックを受けました。

なぜ気づかなかったのかなぁという思いがあるのですが、こうなる前に気づいてあげられる兆候はあるのでしょうか?

長期に休みなる1週間くらい前に、ちょっと体調が悪いので早退するというのが続き風邪なのかなと思っていた時でした。

 

きっと適応障害になる前の数ヶ月は本人も苦しい状態だったのではないかと思います。その段階で気づいてサポートしてあげれたら会社を長期休暇することはなかったのではないかなと思います。

 

ただ、プライベートのその人のことはわからないので、外向きにカラ元気を出していたのかもしれません。

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

先生:「結論的な言い方になってしまうんだけれど、もし年美ちゃんから適応障害になったと連絡があったら、『早く気づいてよかったね』と私は言う。年美ちゃんが適応障害になったと聞いたことでショックというよりも良かったと思う。」

 

 

年美さん:「そうなんですね。」

 

 

 

先生:「まず、適応障害とはなんなのか。よく言葉は聞くけどわからないと思うの。芸能人の方も適応障害になって休業してから復活が早いと思うの。」

 

 

年美さん:「そうですね。2〜3ヶ月ですよね?」

 

 

先生:「そうなの。適応障害の他にうつ病、不安障害とかがあるけれど、みんな一緒になっていると思うの。ところが全然違うの。

 

うつ病や不安障害というのはチェック項目があるの。そのチェック項目どれにも当てはまらない隙間みたいな状態のことを適応障害というの。鬱でもないパニックでもないとなると適応障害になるの。

 

例えば、うつ病というのは何かを考えて汗がでるとかその状態が2週間以上続いている場合は鬱になるの。けれど、2週間も続いていない場合は鬱ではないから適応障害になるの。なので、適応障害というのは人にもよるけれども復帰は割と早い。」

 

 

年美さん:「それで先ほど先生はそうおっしゃったんですね。」

 

 

先生:「よくこの段階でカウンセリングを受けに行ったと思うの。それをずっと放置してしまうと鬱になったりする。早いとはいえ適応障害もやっぱり心のバランスが崩れている。その前に気づくことはできない。

 

なんでかというと、鬱というのはどういう風にして起こるのかというと、会社で人間関係がすごくしんどい。家でも仕事のことばかり考えるから睡眠不足、それによって食事も適当になっている。家族とも喧嘩ばかり、、、。というように、うつ病というのは合わせ技なの。

 

適応障害というのは〇〇がどうしても受け入れられないというように、ターゲットが1つのことが多いの。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

いつも適応障害と聞くと私のことかな?と思っていました。

きっとカウンセリングに行ったら何かしらの診断はされると思います。病名がついた方が楽なのかなとは思うのですが、私の場合病気に甘えてしまうと思うので行ってないです。

 

ご相談者の方ではないけれど、身近で普段普通に接していた人が適応障害となったらショックですよね。多分、病名の名前がインパクトがありすぎるんでしょうね。ネーミングを変えたらいいのになと思います。

 

 

 

------------

 

瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。