瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

瀧本先生のHPはこちら

 

逆視道のHPはこちら

 

------------

 

 

去年親友の死に直面した陽子さんのお話です。

 

 

陽子さん:「この1年、生きている間に自分の人生の質を大切にしたいと考えるようになったんです。もう老後を生きているんですよね。今までだったら自分に必要だと思うことも後回しにしていたんですよね。」

 

 

先生:「きっと80歳になっても後回しにしてしまうんでしょうね。」

 

 

陽子さん:「私よりも年下の人が亡くなっていくのを目の当たりにして変わったんですよね。逆視道で命について学んでから、私の人生が後1年だったらって考えるようになったんです。」

 

 

先生:「私も考えますね。今月亡くなったらって考えます。余命三日って言われた経験があるからね。」

 

 

陽子さん:「親友は私よりも年下ですけど、突然余命1ヶ月って言われたんですよね。だから年齢じゃないんですよね。だから今一番やりたいことはなんなのかって考えるようになったんです。」

 

 

先生:「人が亡くなっていく瞬間にたくさん立ち会っているんですよね。さっきまで呼吸していたのに全ての活動が停止していく瞬間。全ての細胞が一気に止まるってすごいでしょう?心臓が止まった瞬間に細胞たちがバタバタと止まっていく。すごく神秘的なのよ。

 

動いているのも神秘的なんだけれど全てが止まるのも神秘的なのよ。みんなが活動を一緒にしているんだなって。人は心臓をメインとして心臓が止まったらみんなが活動を停止する。すごい連携プレーなのよね。

 

亡くなる少し前まで会話ができる人もいるの。『先生、来てくれてありがとう』『もうすぐあちらの世界に行くけれど準備できているわよね?すごい世界だから』って堂々と言う。そのあとにスッと心穏やかに息をひきとる。

 

別れではないのよね。この人は形を違えて存在していて、いま新しい世界が始まったのよね。死ぬことに恐怖はないのよね。」

 

 

陽子さん:「究極をいうと恐怖をなくしてあの世に行きたいんです。そのために仏教が必要なんです。この真髄を話せるのは光静先生しかいないんです!」

 

 

先生:「生きているうちに死を怖がらない境地にいきたいのよね。」

 

 

年美さん:「これは仏教を学ばないとできないことですからね。お互い本気でまた会いましょうって言えるようになりたいですよね。美しい別れかたですよね。」

 

 

先生:「そうよね。元気で長生きしてねというこのフレーズもすごく違和感がある。どれだけ生きるのが長生きなの?」

 

 

陽子さん:「長生きしている人が幸せなのかどうかですよね?」

 

 

先生:「何かをなし得たいからそれまでの時間が欲しいという長生きはいいけれど、ただ生きているだけで愚痴をこぼしているような老人になったらいけないしね。」

 

 

陽子さん:「それに、先生が余命3日ということを経験されていることを、みんなも意識をしてほしいというのが命の授業の根底だと思うんです。それがあるのとないのとでは違いますし、やっぱり人は他人事だと思ってしまうんですが、先生のお話は説得力があるんですよね。」

 

 

先生:「もう他人事じゃないでしょう?日夜ものすごく死を感じている。何をしていても死をよぎるけれど、ネガティブでもポジティブでもなくて、死がよぎったら”あれをやろう”って行動につながっている。」

 

 

年美さん:「それがすごい事ですよね!」

 

 

 

今週のラジオはこれで終わりですバイバイ

 

 

 

陽子さんが死生観についてのお話会を開催するとお話されていました。募集が始まったらこちらにもお知らせを載せたいと思います。私自身独り身で、他人に迷惑をかけずに死ぬにはどうしたらいいのか不安な部分もあるのでお話会開催してほしいなと思います。

 

死の何に恐怖を感じているのかを知りたいなと思いながら聞いていました。私は痛みですね。それ以外の恐怖はないです。痛みがないのであればもっと前に死んでいると思います。

 

痛み以外で死ぬのが怖い人はきっと幸せな人生を歩んでいるか、子供が小さいから死ねないとかそういう理由なのかなと思います。他にどんな理由があるんだろう?

 

生きることに執着している人は醜なぁと思いながら他人を見ていましたが、ある本に「死にたいということも執着だ」と本に書かれていて、生死は表裏一体なので私は死ぬことに執着していて、結局生きることに執着している人と同じなんだなと思って愕然としましたね。

 

死ぬのが怖いというか死にたくない!って思えるような楽しい人生を歩めたら幸せだろうなと思いながら聞いていました。

 

------------

 

瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。