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犯罪心理学の続きです。

 

 

先生:「例えば私が担当している横領事件は場面形成までいって達成してしまった場合、それを普通のレベルで繰り返すから罪の意識が0なの。」

 

 

年美さん:「すごいことですね。」

 

 

先生:「『どこから罪だと気付いたの?』と受刑者にいつも聞くの。『最初は1万くらい横領していたんですが、100万を超えたあたりからお給料全額振り込んでも穴埋めできないので、その辺りくらいからです。』って言う。『あのね、1円でも人のお金をとったら罪だから。』って話をするの。それぐらいに麻痺する。そういう危険は我々の中に潜んでいるの。

 

話を戻して、犯罪心理学を勉強するのは面白いと思うけれどターゲットは幸せではなく罪なので、生活の中になかなか活かしにくい。」

 

 

年美さん:「確かにそうですね。」

 

 

先生:「話は変わって、お釈迦様はマインドコントロールされている人を解き放っていっていたの。何をして解き放っていったかというと

 

 

 

傾聴なの

 

 

その人の本音を探りだす。表面で語っていることは誰かにコントロールされたことを話しているからね。」

 

 

美千子さん:「そうなんですね。」

 

 

先生:「そうなの。本当の自分の意見を言っている人は少ない。我々はどの意見も全部他人の意見だから。」

 

 

年美さん:「そうですよね。誰かの意見を聞いてやっていますものね。」

 

 

先生:「それはそれでいいのよ。ただ、自分の中に本音があってその本音を見つけてあげるというのが傾聴なの。例えば太っていて痩せたいと思っているから相談したとする。『痩せたいんだけど甘いものが美味しいから食べてしまう汗』すると年美ちゃんが『前運動してたからまた頑張ったらいいんじゃない?』ってアドバイスする。」

 

 

年美さん:「言うと思います。」

 

 

先生:「励ます感じでいいそうだけれどもそうじゃないの。その人の本音を気持ちよく話させないといけない。どこを相手の本音として見抜くか。それは[やっぱり食べたいよね?]っていうことなのよ。ここを引き出してあげる。運動したらいいとか我慢したいいとかは本音に対して話をしていない。本音は太っていてもいま食べたいっていうことなの。『やっぱり食べたいよね?』というところに共感することで相手の心は救われるわけ。」

 

 

年美さん:「なるほど。。。」

 

 

先生:「運動したらいいよって励まそうとしても、どんどん相手を追い込むことになるの。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

私に相談してくる人が皆無な理由がよくわかりますね。傾聴もしなければ自分の意見をただ羅列するだけなので、どんどん相手を追い込んでいたんですね。。。わかりやすく説明しているのになんで理解できないんだろうと思っていましたが、相手の本音に寄り添った会話をしていなかったんですね。

 

自分の本音もわからないのに相手の本音に寄り添うなんて。。。なんて高度なことをしたいと思っていたのでしょうか。アホだな。まずは自分のことができるようにならないといけないですね。