瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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先生がご近所を歩いていた時のお話です。
先生:「この間近所を歩いていた時にかなり向こうから盛りのついた猫がいるのかな?って思うくらいギャーギャー言っていたの。だんだん近づいてくると思ったらベビーカーに乗った赤ちゃんだったの。
赤ちゃんが火がついたように泣いていて、お母さんがすごく不機嫌そうにベビーカーを押していたの。若いお母さんだったんだけど、赤ちゃんが両手両足上げて顔を真っ赤にしてギャーギャー泣いていたの。
お母さんは自分に失望しているような感じ。でもわかるよね?どうしようもない感じ。イライラして私の人生なんて、、、って思いが頂点に達しながら、この人は道を歩いているなと思ったの。」
年美さん:「気持ちわかります。」
先生:「本当にすごい鳴き声でみんな振り返ってた。お母さんは一切あやさなかったから、すごく気になったのよ。ちょうど信号が赤になったからあえて止まってその親子を待ったの。
まだ赤ちゃんが泣いているから、私が『今しんどいでしょう?そういう時はある。そういう時は何か楽しいことを探してごらん。今は赤ちゃんの泣き声と、なんで私の人生こんななんだろうっていう、この2つの思考で往き来しているでしょう?他にもたくさんいろんな事があるから思考を動かしなさい。』って言ったのよ。」
年美さん:「声かけたんですか!すごい
」
先生:「そうなの。『私は出産した事がないから、こんなに泣いている赤ちゃんをどうやしたらいいのかわからないけれど、私が今赤ちゃんと遊ぶから深呼吸しなさい。』って言って赤ちゃんを触ってあげるとだんだんと泣き止んで来たのよ。『ママもがんぱっているのよ。あなたの事を嫌いなわけじゃないのよ。ママも若いし1年生だからこういう時もある。わかるよね〜
』って言ったら、そのママが泣いて泣いて。」
年美さん:「そうですよね。私でもそう言われたら泣いてしまうと思います。」
先生:「『その涙出し切りなさい。』赤ちゃんの泣き声がママに移ったかのように泣いていたの。つい最近そこの道であった出来事。」
年美さん:「先生は本当になんでそんなに遭遇されるんでしょうかね。」
先生:「たぶんみんな遭遇しているけど一歩踏み出さないのよね。単に傍観者で見ていたら人生のエキストラになる。それらは私の人生にエネルギーを持ってない。けれど私が息を吹きかけるように私の人生に引き込むと、途端に私にエネルギーを与えてくれるのよね。
私がエキストラに一言声をかける事によって、そのエキストラはエキストラではなくなる。脇役となって参入してくる。それが好きなの。」
年美さん:「こうやって先生のお話を聞いて楽しいな。先生のようになりたいと思っているという事は、それをしたほうがいいという事ですよね?」
先生:「したらいいと思う。変な人と思われてもいいのよ。だって私は変な人だから
」
年美さん:「
」
先生:「最初そのママもしんどそうに泣いてたわ。帰るときに『今日の事を忘れたらダメよ。いっぱいになった時は出しなさい。ただ子供にあたったらだめ。今みたいに放ったらかしにした時は、「ごめんね。ママはちゃんと愛しているから」と言葉のフォローしないと、後々この子の心の傷になる。それは責任取れないわよ。』って帰ったのよ。
仏教を勉強していたら、周りを見るとこれだけ人を助ける事ができる。大きな助けではないけれど気づく事ができる。気づけたということは絶対に言葉があるのよ。一言でいいから困っている人に声を掛けるのよ
」
今週のラジオ内容はこれで終わりです![]()
私は仏教を習う前は、テレビでお悩み相談の番組をよく見ていたからか、悩んでいる人がたくさんいると思っていました。けれど仏教を学んでから悩んでいる人に出会わなくなりました。
なのでこの頃仏教を学部のは人のお役に立ちたいと思っていたところがあったたので、正直にいうと最近張り合いがなくなってきてしまったなぁと思っていたところに、このママのお話。
やっぱり困っている人はいらっしゃるんですね。私の周りに現れないのは、私が人に影響を及ぼせるような人格に程遠いからでしょうね。やっぱり先生のように常日頃楽しい雰囲気を身にまとっていないといけませんね。私も先生のようになりたいと思いました。