瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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WEBサロンで先生が書かれた【鶏寒上樹鴨寒下水(とりさむうしてじゅにのぼり かもさむうしてみずにくだる)】のお話からです。

 

 

 

先生:「鶏寒上樹鴨寒下水の書をWEBサロンでご紹介しましたが、その説明をしていなかったので始めにお伝えしたいと思います。

 

これは、鳥が真冬になった時にどうするかというと、木の上で羽を丸くして自分の羽をダウンジャケットのようにして過ごしたり、鴨は水の中に入っていく。それぞれが冬の過ごし方。仏教では冬というのが苦しみに当てられるんだけれど、苦しいと思う事があったら、その苦しみを乗り越える手法はそれぞれが違うという意味なの。

 

時に人は、『こういう時は〇〇をしたらいい』と自分の感性を相手に伝え、相手が『私はちょっと・・・』と言うと、『だからダメなのよ』と、自分の経験値の中から相手のためを思って言うんだけれど、それぞれの乗り越え方があるということをいっているの。

 

不思議なもので、大自然の流れと我々の心のあり方は全く一緒。やっぱりすごいと思うの。自然をよく見たら自分たちがよく見える。冬になると自然の色がなくなっていくから心が低迷しているニュアンスとして歌や詩で歌われる。これは大自然の中ですごく大事な季節。そのおかげで野菜が甘くなったりする。そして、春になったら果実を実らせていく。冬の辛さを耐えたからこそものすごく甘みが増す。

 

自分たちが美しく豊かになるために冬をグッと堪えるという手法を大自然はみんな知っている。これが我々の心になぞらえている。人は苦しみから逃げよう避けようと考えるけれど、そうではなくて苦しみを乗り越える策を考えようとする心持ちが必要なの。

 

それを乗り越えると、まるで果実のように自分の中で成熟される。苦しい時期は必ずある。それは苦しみを感じるための時期ではなくて、その次の自分が実るためにその時期がある。大自然の流れと、我々の人格向上の流れは全く一緒なの。

 

ある人は木に登るというやり方で苦しみを乗り越える。私は水に入るやり方で苦しみを乗り越える。人格向上にはそれぞれのやり方がある。苦しみの季節は必ずある。その次は実りが必ずあるから切り離さないで考えて欲しいの。」

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

もっと早くにこの言葉に出会いたかったなと思います。私は子供の頃から自分の意見は通らず親の意見で物事が進んでいたせいもあるのか、自分の小さな経験値の中で人に意見を言っていましたね。仕事もそう。後輩の方が正しいのに、自分が後輩の言っている知識がないために後輩を否定してしまう事もありましたね。

 

さらに悪いのが、否定している事が正しいとめちゃくちゃ自信を持って言っていた事。周りから見たら裸の王様だったんだなぁと今ならわかります。

 

当時の私がわかっていたら恥ずかしくて会社に行けなかったかもしれないからバカでよかったのかもしれないですね。