瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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昨日のご相談の続きです。

 

 

 

先生:「私はメールが打てる。これは強いことだという事をこの方は分かっていない。だから、鬱になったのが弱いということではなく、心があらゆることへの対処に追いつかなくなって、心が一時的に停止状態に入っている。だから、ちょっと対応能力が弱かったんだなという意味で、私は弱かったという事を認める。

 

それが自己否定にならないように、それとは別の強さもあるというのも認める。そうしないと2つとも崩壊するのよ。弱い自分が最低ってなっているのは弱さを認めていないから。強さも認めてベースを作る。

 

面談をしていても皆んなそこがグチャグチャになってきている。弱さと強さの2つの柱をきちんと立ててあげると人は穏やかになっていく。だからこの2つを認める事をとにかく時間をかけてやったの。紙にも書いた。

 

弱かったら何が悪い?どうして弱い事を悲しんでいるんだろう?弱くていいじゃない。弱くて何もできなかったらできる人に頭を下げてみよう。頭を下げれるところが私の強さであるって書いてた。すると鬱が良くなったのではなくて、弱さを許せるようになって強さを認められるようになったの。そこからがスタートだった。」

 

 

年美さん:「以前、先生が鬱の方に『100%今の自分を認めなさい』と仰っていたのを覚えているのです。できないことはできなくていい。今できることから認めていくとお話しされていましたよね。」

 

 

先生:「まさにそうなの。それしかない。まずしょうがない。私はこのしょうがないという言葉を人生に活用しているの。何か起きたらしょうがない。」

 

 

美千子さん:「私は20歳くらいの時が一番自己否定が酷かったんですが、その時にノートに書いたりもしていたんですが、やっぱり悩んでいる自分がダメだって思ってしまって、それを認められなかったんですよね。当時、しょうがないと誰かに言って欲しかったです。」

 

 

先生:「しょうがないのよ。皆んな元に戻りたいって思ってしまう。元に戻るのではなくて、鬱のまま今できることは何なのか。この方の文章を読んでドキッとしたの。『お薬を減らしていけるかどうかをすごく不安』。よく皆さん言われるんだけど、目的を間違えてはいけません。お薬を減らすことが目的ではなくて、治すことが目的です。だからお薬は飲まないといけないの。」

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

この”しょうがない”という言葉を聞いて先生と美千子さんは心が安定されたようですが、私の母はこの”しょうがない”という言葉が大嫌いで、叔父が口癖のように言っていたのですが、都度、母は鬼の形相で文句言っていた事を思い出しました。

なので、誰が言うかでも変わってくるのかもしれませんね。先生と美千子さんは今を認めたしょうがない。母には後ろ向きなしょうがないに聞こえたんでしょうね。どちらかというと、めんどくさいという言葉に変換されていたのかもしれません。

 

よく言葉1つにあれだけ怒れるなぁ。エネルギーが有り余っていたんでしょうね。