瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

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今週はリスナーからのご質問からスタートです。

 

 

先生:「ご質問がきています。お盆に全員家族が集まって仏様にお願いをするという儀式が我が家では長年あります。お願い事を書き皆んなで仏様にお願いする儀式があり、先生に質問が2つあります。1つは、その時にお寺の方が来てお経をあげてくださるのですがお布施の相場を教えてください。」

 

 

年美さん:「わからないですよね。」

 

 

先生:「2つ目は、仏様は願い事を叶えてくれるのでしょうか?くれないのでしょうか。我が家の儀式は意味があるのでしょうか?というご相談です。1つづつお話をしていきたいと思います。お布施の相場についてです。ご相談者の方は二行目に払わないとダメですか?って。」

 

 

年美さん:「えハッ斬新な考え方ですね。」

 

 

先生:「皆んなそう思ってるんじゃないかしら?お経をあげてすぐに帰る人もいるでしょう。さて、尼僧の私に払わないとダメかと質問されるあなたは素晴らしいビックリマーク

 

ぶっちゃけトークで話をすると、まず心しておいた方がいいことは、このお布施を払うというのはそもそも何に対して払うのか。これについての共通性があったら問題ないの。お車代とお布施は別けたりする。お車代は必ずお支払いしましょう。お布施は、一般の方はお経をあげてくださったお経代とかお勤め代だと思っているでしょう?そうではなくて、法話を説かれたことに対して心の重みが少し軽くなりました、気づきを得れましたという、法話に対するお礼なの。

 

法話がなくてお経だけ唱えたお坊さんがそのまま帰る時に”これ払わないといけないのかな?”って思うのは当然だと思う。お車料はお支払いするけれど、お布施は法話に対してお渡しするっていうことなのよね。

 

ご質問の答えとして、法話を説いていただいたとするなら支払うべきだと思います。その法話を心して聞けたら必ず何かのプラスになる事を仰っている。何かお金のトラブルとか近隣トラブルでしんどくなっていたらお金を払って弁護士や専門家に相談しに行くでしょう。相談して心が軽くなったらお礼をするでしょう?やっぱりそれぞれの専門家の方に相談できて心が軽くなったら、それに対する対価が発生する社会だと思うの。」

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

私は田舎に帰ったりしていないのでお盆の時にお坊さんがいるという体験をしたことがないので、お布施について考えたことがありませんでした。都会のマンションやアパート暮らしの人も、お盆の時は家にお坊さんを招くのでしょうか。そもそも私自分の宗派がわからない・・・。

 

仏様にお願い事を皆んなで書く習慣は楽しそうですね。七夕みたいでいいなぁと思います。願いが叶うということよりも、そういう時間があるというのは、家族が仲が良く家族団欒でないとできないことだと思うんですよね。それができている平和な時間をより味わって欲しいなぁと感じました。