瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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今週は大乗仏教と小乗仏教のお話からです。
先生:「大乗仏教と小乗仏教の違いはわかる?みんな言葉は知っているけど意味を知らなかったり、みんなが仏教と呼んでいるものが儒教や密教よりの教えだったりするの。仏教はインド・ネパールから日本に入ってくるときに、それぞれの国の宗教とドッキングしてしまっていて当初の仏教ではないの。勝手に新しくなったものも仏教と呼んだりしている。
ただ、本家本元でいうと大乗仏教と小乗仏教という言葉がある。小乗仏教という言い方は本来使ってはいけないの。それは大乗仏教側が勝手に使っている言葉であって、小乗仏教の方はそのような言い方はしてないし、大乗仏教のことも大乗仏教とは言ってないの。けれど教科書にはそのように載っているけどね。では何が違うのか。」
年美さん:「小乗仏教は自己救済で大乗仏教は他人の救済を含めるということでしょうか?」
先生:「それがね。全然違うの。100点満点でいうと3点ね。」
年美さん:「えーーー
」
先生:「それから歴史的に小乗仏教といわれる部派が先にあったの。大乗仏教は後からできたの。小乗仏教をきちんとした仏教用語でいうと原始仏教というの。お釈迦様がされていた元々の源流。だから今でもネパールでは山の中で修行している仙人がいる。自己救済でずっと瞑想や苦行をしているの。大乗仏教というのは大きな意味では年美ちゃんの説明であっているだけど全然違うの。瀧本も今まで講演会で小乗仏教的に話をしてきたの。」
年美さん:「先生は大乗仏教のお話をされていたんじゃないんですか?」
先生:「人を救済する部分は大乗仏教だけれども、小乗仏教的なポジションで教えを説いていたからいつも心の中で”小乗仏教的だったな”って思いながら講演していたの。でも最近大乗仏教的に説いてる。
小乗仏教の部派の人たちはインド・ネパールの麓で生まれたお釈迦さまという釈迦国の王子が、四門出遊といって城の東西南北の門から外に出た時に老人、病人、死人を見て驚いたのよ。城の中には病人も老人、死人もいなかったから。
お釈迦様がこの時に出会った老人、病人、死人は逆縁の菩薩として現れたの。お釈迦様が進むべき道に行くように初めて菩薩と出会ったの。つまり、たまたま通りすがりに見たのではなくて、そこにも教えがちゃんとあって、逆援の菩薩にお釈迦様も導かれている。
全てがいい方向に行くようになっているの。お釈迦様が逆縁の菩薩に出会わなければ仏教を追求されなかったからね。そこから全て繋がって私たちは逆縁の菩薩に守られているの。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
私も大乗仏教と小乗仏教の違いは年美さんと同じように思っていました。そもそも先生のお話を聞くまで仏教が大きく2派に分かれていることも知りませんでした。当時の私はまるでキリスト教のようだなと思いながら聞いていました。
お釈迦様も縁の菩薩に導かれていたということは、菩薩様というのはお釈迦様よりも前に存在されていたんですね。お釈迦様が先なのかと思っていました。逆縁の菩薩様は変装が上手というか色んな姿に変幻できるんですね。嫌なことがあっても逆縁の菩薩だと思えば落胆することはなくなるのかな?自分の思い通りにならない時はこのお話を思い出したいと思います。