瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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オンとオフの切り替えについての続きです。

※ホワイトボードを使いながらお話しされているので写真を添付します。

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先生:「オンとオフの切り替えは、オンはパッパとやってください。オフタイムは1つの事を大切にしていく時間。ネクタイをしたらオンタイム?お化粧を取ったらオフタイム?オンとオフって皆んな何のことだと思っているの。」

 

 

年美さん:「先生のオンとオフの考え方はすごいなと思います。ながら作業はオンタイムで、オフタイムは1つの事だけをやるという発想は全くありませんでした。確かに、読書をしたいと思ったら読書をする時間を作るのが一番の癒し時間ですよね。」

 

 

先生:「そうでしょう。オフタイムの食事は優雅にそれだけをゆったりといただく。私は食事中携帯なんて触らないからね。脳を休めるのがオフタイム。脳を休める=心を休める。みんな心を休めるために休養をとる。なのに、休養といいながら仕事の時と変わらないながら作業をしている。それを続けていたら心の病気になるよね。ずっと疲れているんじゃないかなって思うの。

 

だから同時に行っているつもりでも1つの事をカチカチと脳で切り替えているという事をわかってほしいの。いろんな事を同時進行でやっているんじゃないの。脳は1つ2つの事を同時に進めることはできないの。それぞれに集中力を切り替えているだけでなの。その切り替えがどれほどのストレスと疲労困憊になっているか。

 

体の事で考えたらよくわかる。マスクが顔に触れている感覚を感じながら椅子に座っているお尻の感覚を感じに行くと、マスクが顔に触れている感覚がわからなくなる。体の意識が切り替わるこの感覚が四六時中されていたらどれだけ頭が疲れるか。私の部屋の色を統一しているのも、色の認識も脳はすごくするからね。

 

とにかく頭ってそんなに賢くないのよ。脳は1つの事をカチカチと切り替えているだけなの。さて、怖いのがここからなの。カチカチと切り替えていたらどんな大事件になっていくか。

 

これが脳の習慣になるという事なの。これが1番怖くて、ゆったりと温泉に入っている時とかまでカチカチと切り替えてしまう。これが一番人生がやばくなる。」

 

 

年美さん:「無意識にそうなってしまうんですねゲッソリ

 

 

先生:「自分からどうでもいい情報を取りに行ってしまう。これを脳科学でいうとマルチタスク。仏教でいうとモンキーマインド。」

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

モンキーマインド。私のことですねゲッソリ

モンキーマインドという言葉を何度も先生から聞いているのに、実感があまりありませんでしたが私の脳の事ですね。ようやく実感できた気がします。

 

先生のお話に出てくる危険な人のお話は100%私のことなので驚きます。こんなに全部当てはまる人他にいるな?本当に私はいい実験材料になりますね。確かにゆったりとした温泉に入っていても夕飯の事が気になったり、時間通りに間に合うか心配だから先に温泉にでて準備しようとか、温泉でゆったりしている時でも別のこと考えていましたね。そして、それが気配りというか時間を守っていることになるからいいことだと思っていました。

 

多分、こういうことも疲れるから一人旅が好きなのかもしれません。気にしないで温泉にぼーっとしていられるから。でも、一人の時も温泉に入りながら違うこと考えているかもしれない。。。

 

どれだけ時間を無駄死にして生きてきたんだろう。大切な事を見逃してきているんだろうなと今なら思います。そんなことも気がつかないで、集中力が欲しいとか、提案力が欲しいとか言って本当にアホですね。

 

真実を知らないって怖いなぁゲロー