瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

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あの世は諸行無常ではないようです。

 

 

 

先生:「この世は諸行無常。あの世は諸行有常(しょぎょううじょう)。全てが定まっている。仏教では、あの世は想像を絶する長さの間そこに留まってしまうといわれていて、しかも、そこからの脱出方法はないといわれているの。」

 

 

年美さん:「厳しいゲッソリ

 

 

先生:「厳しいでしょう?肉体を手放したらそういうところに留まらないといけない。読んでいたらすごく怖くなるえーん計り知れない時間なんだど、輪廻というものが巡ってくるとそこから物質世界にくる。もう一度精神レベルを高めるために誕生する。一から始めるから、人と喧嘩をしたり、反抗期があったりする。次の人生で東洋思想と出会い勉強をしたら精神レベルが少し上がる。自分が肉体を手放した時に持っていける冥途の土産は魂だけ。だから宝石のように磨きあげないといけない。

 

そうしたら、諸行有常のあちらの世界で清らかな波動状態のまま留まる事ができる。そういう事がお釈迦様が生まれるもっと前からある輪廻転生の概念。それが本当かどうかはわからない。けれど、そうだったら非常に今の人生やりがいがあると思うの。」

 

 

 

年美さん:「チャンスですね!!この世にいる間に心を磨けますものねビックリマーク知った以上はやらないともったいないですね。」

 

 

先生:「年美ちゃんが大好きな盲亀浮木の譬えがあるでしょう。100年に1度、目の見えない亀が水面に顔を出す時に、たまたま浮いている穴の空いた木の中に亀がポコっと顔を出して息を吸う事があるだろうか?

 

そんなことは絶対にないはずだけれど、それ以上に本当にありえない確率で我々は人間となって生まれている。だから人であることに感謝しなさいよってお釈迦様が言われた。じゃぁ、なぜ人に生まれた事を感謝するの?別に猫でも鳥でもいいじゃない?」

 

 

年美さん:「今のように心を磨くチャンス与えられているからですか?」

 

 

先生:「そういうことですOKそこを伝えるために盲亀浮木の譬えがあるの。人は時に”猫はいいなぁ”とか言うけれど、人間に生まれるという事が、それだけ貴重なのは人間に生まれたからこそ学べる。今学ばなくていつ学ぶのだ!!って。次の保証がない。だから今急いで学びなさい!!って仰っていたの。」

 

 

今週のラジオ内容はこれで終わりですバイバイ

 

お話の中に登場した猫になりたいと思ったのは私ですね。私の場合、ただの猫ではなくて裕福で愛情を注いでくれる猫ですけどね。テレビやユーチューブの動画を見ていると、人間より犬や猫、動物たちの方が賢いし、愛情豊かな場合があるような気がする。子供のことみた映像なので間違っているかもしれないけれど、海外の家族が飼っていた犬を、引っ越しのタイミングで駆除センターに持って行ったら、その犬が数日間走り続けて元の飼い主の所に辿り着いたという映像を見たときは、飼い主よりエライよ!!って思いながら見ていました。

 

今の私が犬に生まれ変わっても、多分そんなことしないでしょうね。多分心を閉ざして終わりのような気がします。

 

なかなか人間に生まれた事を感謝するというのは、私にとってハードルが高いですね。まず生まれた事に感謝しないといけませんからね。前の私だったら話を聞いた瞬間にピンと弾いていたと思いますが、今は恨みの感情がないので”そう言われてもなぁ”くらいになりました。成長している気がしますチョキ