瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

---------------

 

 

 

今週は心の病気のお話です。

 

 

先生:「心の病気と聞くと、やる気がでないとか鬱っぽい感じって思うでしょう?お釈迦様は全員が心の病気であるビックリマークって言われていたの。」

 

 

年美さん:「えハッ私もですかポーン

 

 

先生:「そう。私も。全員が心の病気である。その病気を私が治すという事を仰っていたの。心の病気とは何かというと、無明の闇という病名をつけられたの。無明というと1つの出来事に対して知識が全くない事を無明というの。例えば年美ちゃんはパンを焼くのが得意でしょう?私はパンを焼いたことがないの。そうすると、瀧本はパンを焼く事には非常に暗いですと、仏教ではいうの。年美ちゃんはパンを焼くのに明るいっていうの。」

 

 

年美さん:「知らなかったら暗い?知っていたら明るい?」

 

 

先生:「そうなの。私は東洋思想には明るいけれど、それ以外の勉強は暗いとなる。明るいというのはそのことが正しく見えているという事。暗いというのはそのことが見えない。

 

無明というのは明るさがないということだから、全てに対して暗いということなの。心は闇なわけ。それが全員心の重病人である。娑婆でいう鬱とか心配症とかそういうことではないの。では、何に対して暗いのかというとそれが後生に対してなの。生きた後っていうことね。」

 

 

年美さん:「死んだ後ということですか?」

 

 

先生:「そう。生きた後のことに対してあまりにも知識がない。そこに関しての全く追求がなくただ知らない。だから怖いという結論を持っている。そのことに対して触れようともしない。

 

生きている最中は死んだら天国に行けるかな?とか、死んだら全く何もなくなるとか、いろんな意味を探す。探すけれど絶対にわからない答えなのよ。どの意見が本当なのかは絶対にわからない。その事をずっと恐れているっていうの。その状況自体も非常に愚かだってお釈迦様は仰っているの。

 

ご冥福をお祈りしますってよく言うでしょう?冥福ってなに?」

 

 

年美さん:「冥途ってあの世というイメージがあります。」

 

 

先生:「冥福の冥は冥途のことなの。冥途の幸福という意味が冥福なの。肉体を手放してからの幸福をお祈りしますっておかしくない?なぜかというと、どうもお釈迦様曰く肉体を手放しても心はそのままの状態で存在するので、亡くなった後の幸せをお祈りするっておかしくない?その人が生きた生き様のままですよってことなの。だから、生きている時に幸せを祈ってって思うのよ爆  笑

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

お釈迦様は死後の世界の質問は答えなかったと仰っていたので、今週のラジオ内容はビックリです。

やっぱり死後の世界はあるんですね。私みたいな人間は、死後の世界のことより、今が楽しかったらいいなと思ってしまいます。

 

確かに死ぬのは怖いですよね。死後の世界がわからないからというよりも、痛みを感じながら死にたくないなとか、外見も破損することなく綺麗に死にたいなとか、死に方に意識が向いてしまいますね。

 

独り身で部屋を賃貸で借りているから、大家さんに迷惑かけないように死ぬとなると、部屋を解約して家財道具撤去してから死なないといけないから大変だなぁと思っています。ホテルに泊まるお金もないだろうし。。。

 

私の未来は暗いなぁと思ってしまう。これは仏教を学んでも変わらない未来ですね。そうそう、私は未来を描くのが著しく乏しい脳のようです。なのでこんな事を考えてしまうんでしょうね。人と違う脳を持っていると大変ですあせる