瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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天界と人間界を比べたらどうなるのでしょうか。

 

 

 

先生:「『人間界は幸せなところなんですか?』と聞かれたら、天界よりも苦しいところというようになる。けれど、修羅界から見ると良いところになる。

 

比較によって答えが変わるものであるかどうかというのをちゃんと見極めて答えないといけない。自分の心が常に地獄にいたら人間界はすごく良いところと決めつけて言ってしまうということがある。なので、比較によって答えが変わる問いを受けているのかどうかをちゃんと確認してから答えを言わないといけない。

 

 

そして4つ目。

 

 

④答えない方が良いものであるかどうか。

 

 

答えない方がいい質問って結構あるの。」

 

 

 

年美さん:「ありますか?」

 

 

先生:「ある。仏教的な視線でいうと結構ある。講演会とかで聞かれた時に答えないことがある。例えば、『本当にお化けはいるんですか?』とか。死んだらお化けになるかどうか確かめたら?って思う。自分がやってみないとわからないじゃない?自分がお化けになれたらいるのよね。

 

私が今お化けはいるいないを言っても意味がない。何に対する意味がないのかというと、幸せに生きるという事に対しての必要な情報ではない。苦しみから脱出するというために必要な情報でもない。

 

今この時に心のモヤモヤが解けるような内容ではないもの、つまりは無益なものに関しては答える必要はないし、いま思考する必要がない。もったいない。

 

厳密に言うとお釈迦様は14個の質問に対して答えなかったの。」

 

 

年美さん:「14個って決まっているんですかびっくり

 

 

先生:「決まっているというか数えたら14個だったの。その質問には徹底的に答えなかったの。そのうちの1つが、死後の世界はありますか?とか、生まれ変わりますか?とかだったの。その質問に関しては完全にシカトされるケースと、その時に考えなさいというのと、いろんな答え方があるんだけど、一切そのての質問には答えなかったの。答えない方がいいと自分が理解したなら答えない。何か答えようと人は思いがちだけれどそれには答えないという答えを言う。

 

まとめると、

  1. 答えが道理の中で決まっているかどうか
  2. 条件によって答えが変わるものかどうか
  3. 比較によって答えが変わるものかどうか
  4. 答えない方が良いものであるかどうか

 

この4つを人から何か問われた時に見定めて答えていく。ところが人というのはそれを履き違えることがある。」

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

お化けの話がでてきました。多分昔書いたかもしれませんが、私はお化けがいるかどうかよりも、お化けと幽霊の違いを知りたい。小学生の時に思ったこの疑問。自分なりの解釈は、お化け=ゲテモノ(人の形をしていないなど)。幽霊=美しいなのかなと。なので、私は死んでも幽霊にもなれないのかぁと悲しんだ記憶があります。

 

霊障で悩まれている方にとってはお化けがいるかどうかというか、この問題は切実な問題ですよね。私はそういった力が全くないのでよかったなと思います。

 

多くの質問が、条件や比較によって変わりますよね。例えば「なんでこんなに貧乏なんだろう」という呟きに似た質問も、誰と比べての貧乏かという事になる。テレビなどでやっている豪邸の人からすれば鼻で笑われてしまうような経済状況ですが、寒い冬にストーブも点けれないほどの極貧生活をしている人からすると、私はまだ貧乏ではないのかもしれません。

 

比較と条件が私の中で似ているので混同してしまっているけれど、本当に他と比べなければ苦しみはないのかもしれませんね。

私の場合、人と比べて苦しむ傾向があるので注意が必要ですね。