瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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今年最初のラジオです!先生の新年の抱負からスタートです。
先生:「今年は本当に仏の52位という段階の1段目くらいは本当に上がりたいと思っているの。1段くらい本気で登ってみたいなって思っているの。仏の52位は悟りの52段階のことで、52段階はこれ以上ないから無上覚というランキングであり、または仏といったりする。いろんな呼び方があるけれど人間でそこまでいったのはお釈迦様だけ。
例えばみんながよく知っている達磨大師さん、両手両足のない真っ赤なダルマね。目標達成したら片目を墨で黒く塗るけれど、あのダルマは達磨大師という中国の有名なお坊さんのことなの。面壁九年(めんぺきくねん)といって洞窟の中9年間壁に向かって座する事をされた方なの。それによって手足が劣化して無くなったから手足のないダルマの形になったの。
あの方の修行に対する真剣な取り組み。命をかけてでもやっていくという取り組みが、本当に生きる素晴らしさであったり新年の強さであったり、それがダルマの必勝祈願になったの。みんなダルマと聞くとお人形さんだと思っている人がいるけれど、達磨大使という有名な悟りをひかれたお坊様なの。
今資料がないからわからないけれど、確かその方ですら52位でなく12位くらいなの。私たち僧侶の中で有名な方も7位くらいといわれているわけ。」
年美さん:「そうなんですね
」
先生:「52位まで行った方が悟りを開いた方ではなくて、1位行った方も悟りを開いた方なの。その悟りのランクが52段階あるということなの。だから1段目に行くのも多分今回の命ではムリ
」
年美さん:「う〜ん
」
先生:「その52番目まで登りつめるのにお釈迦様が何度も生まれ変わったと仰った。私は昔は象だったとかね。手塚治虫先生の本にも出てくる、最初のページに、友達のクマは自分の師匠のために川に行って魚を取ってきたり、キツネは草原を走り回って違う動物を取ってきたりした。しかしウサギは何もできなくて師匠にお布施するものがない。すると師匠が焚き火をしている中に『私を食べてください』と言ってウサギが自ら肉体を入れて自分が焼かれれるというシーンがあるけれど、あれは説によれば過去のお釈迦様だったという話があるの。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
ウサギが自らの命を絶つお話を知っていましたがそれがお釈迦様だったとは知りませんでした。子供の頃本を読んだ時に、人のために命を落とすことは良いことなんだと思ったけれど、ちょっとした火傷も痛いのに人のために炎に包まれるなんてムリだなと思ってしまいました。
達磨大師と呼ばれる人は50位くらいいっていると思ったのですが違うんですね。1段上がるだけでそんなに大変だとは。。。でもどうやって順位がわかるんだろう?
わたし的には生まれた時はみんな52位で、その後育った環境で順位がガクンと下がっていくんじゃないのかなと思っています。わたしの場合悟りを開くまでにあと何回生まれ変わればいいんだろう?それまで地球があればいいけれど。生まれ変わるなら裕福なウチのペットになりたいといつも思っています。ペットの方が主導権取れそうな気がするので![]()