瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

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今日も受刑者の方のお話からです。

 

 

 

先生:「受刑者との面談をすると、こんな大事件を起こした原因ってこんなところから?っていうことがよくあるの。本当に些細なことから犯罪が起こるの。この前面談したのは本当に些細な内容だったの。

 

お菓子が好きで食べている人だったの。体がお菓子でできているんじゃないかという人だったの。”このお菓子に麻薬をかけたらどんな味になるんだろう?”って思っちゃったらしいの。最初は違う味のお菓子が食べたいという些細な欲求だったのよ。」

 

 

年美さん:「そんなことがあるんですかびっくり」

 

 

先生:「そんな発想をするんだって驚いたんだけど、一回火がついたらやってみたいと思ってしまうと止められないのよね。恋愛とかではなくて、心に火がついたら止められなくなることってあるでしょう?」

 

 

年美さん:「そうですね。やってみたいと思ったらやりたくなりますよね?」

 

 

先生:「わかるよね?欲がわいたら達成したくなるものなのよね。達成したくないものは欲じゃないからね。お釈迦さまが言うのは、これはダメだなって思う度数が高いものほどその欲がわいたら絶対離れられないって言うの。悪くないものでも欲がわいたら消すのが大変なのにね。」

 

 

年美さん:「悪いことの方が止めれそうな気がします。」

 

 

先生:「そうでしょう?悪いことは自分の理性で止めれそうでしょう?けれど、悪いことの方が想像しただけでアドレナリンが出てしまうので止められない。だから、心が悪を働く前にとにかく心をちゃんと監視しておかないと誰も止められなくなると仰っていたの。

 

欲が止められなくなった時にどうすればいいかというと、お釈迦さまは『やったらいけない事だとわかっていてもやりたい時は、やってしまった後のことを考える。』って言っていたの。やった後のことを考えると、警察が来て捕まって家族はどうなる?親はどう思う?友達は?ってできる限りリアルに考えると実感がわくの。そこにリアルなイメージをすると、脳はイメージなのかやってしまったことなのか区別がつかないからなの。だから、やってしまったことと同じくらいに心が恐怖を感じるので、次からはやってみたいと思わなくなるのよ。」

 

 

今週のラジオ内容はこれで終わりですバイバイ

 

やったらダメだけどやりたい事というのは以前はよくありました。特に仕事中に。会社に長い廊下があったので台車をスノボーみたいにして乗りたいと思ってやったら、すぐに見つかって厳重注意を受けたことがあります。

まさか見つかると思っていなかったので厳重注意を受けることを予想できていなかったのですが、もし予想できていたらやめていましたね。

 

私が犯罪者にならなかったのは、やった後のことを考える人だったからだと思います。子供の頃から自分がニュースに出たら親戚も困るだろうし、服役して戻ってきても低賃金で働かないといけないから今よりももっと貧乏になると思ったら犯罪はできなかったですね。

 

追い詰められて犯罪をするしか生き延びられないと思うようなことがあったら、今日のラジオ内容を思い出して犯罪をした後のことをイメージしたいと思います。視野が広がることを期待して。