瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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大人と子供の違いについてです。
先生:「大人はなんだかんだ言って生きやすいよね。年美ちゃんは居場所何個ある?」
年美さん:「家、職場、法友の場、実家とかですかね。」
先生:「そうよね。私たちはたくさんの居場所がある。だから1つのコミュニティーの問題が起きたとしても家族や実家、職場などがあれば心が立て直せる。一旦そこのコミュニティーの縁を切ったっていい。だから大人は生きていきやすい。」
年美さん:「自分で作ることもできますからね。」
先生:「そういう意味では子供はデリケートな世界で生きているから家が人生の半分という事を大人も自覚しないといけない。よくご相談に中高生のお子さんを連れて来る方がいらっしゃるんだけど、その時はそういう事をものすごく考える。」
年美さん:「この子は2つの世界しかないという事をですか?」
先生:「そう。初めての方と出会った時も、今後辛いことがあった時にこの方の1%でも心の中に入ったなって思うの。家も職場も実家も上手いこといかない時に”そうだ
先生のところに行こう
”って、1%でも私が心の中に入ったらものすごくしんどくなった時に思い出してくれるんじゃないかなって思うの。
人は居場所の大きいところから悩むの。だから子供は家と学校50%ずつ。大学みたいに講義を受けるだけだったら、そこの人間関係って大したことない。だから学校が人生に影響しない人もいるけど、中高生は家よりも居場所の割合が高いよね?だから学校生活を楽しく過ごして欲しいと思うけど、毎日家に帰る場所も穏やかでないとものすごく厳しいよね。昔は子供の方が楽だと思ってたの。」
年美さん:「私もそう思ってました。大人の方がお金も自由じゃないですか。だからすぐに習い事を始めたりできる。中学生ができる範囲は限られてますよね。」
先生:「本当にそうね。そういう事を大人が知らないとね。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
ラジオでは東京にブッダが現れたとお話しされていました。写真でお顔を拝見した事はあるのですが会ったことがないので会うのが楽しみです。
確かに先生がおっしゃるように、大人というか子育て中の親が学生は家と学校の2つの世界で生きていることがわかった上で、アドバイスや接してくれるといいですね。というか、自分たちも経験しているからわかると思うんですけどね。学校生活順風満帆に生きていた人はわからないのはしょうがないけれど、多くの人が多少はすったもんだあると思うので、子供の辛さがわかるんじゃないかな?と思うけど、そう簡単なものじゃないんでしょうね。。。