瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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今日は先生の面談に来た方のお話です。
先生:「この間女性の方がウチに面談に来たの。『何か困っていることがあるの?』って聞いたら『え
相談なんて何もありません。』っていうのね。『え
そうだったの![]()
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』っていうところから話が始まったんだけど、よくよくいろんな話を二人でワイワイとしていたら、『あ
私ひょっとしたらこういう事で悩んでいたのかもしれません。』って言った途端に涙がポロポロと出てきたの。
それがなんだったのかというと、ある資格を持ってクライアントさんを取るというお仕事をなさっているんだけど、コロナ前くらいから自分の中であれ?なんか心の調子が悪い。同期で学んだお友達とみんなで頑張ろう!って言っていたのが、その輪から外れたような位置付けになってしまった。燃えてない。そんな時、私って何をしたかったんだろう?とか、やる気がないというか燃えないという話になっていったの。
しかもコロナがあった。コロナがあったおかげで自分が意欲的ではないことが浮き彫りにならなかった。世間が止まったからね。今コロナが終息してきた頃から自分が引き離された感がものすごく目立ったわけ。自分の心がそこについていけなくてやる気がない。目標がない。私このまま鬱になっていくんじゃないかって、心の深いところで何度も思い出しては抑えという事を、ここ半年くらいしていて今それが辛いことに気がつきましたって涙をポロポロ流しながら言っていたの。
『私は変われるんでしょうか?』というご質問だったの。この事はあまりにも長い間考えている。先生は全ては諸行無常というけれど、私の心も変わりますか?私は今まで意気揚々としていたのに、なぜこんな風になってしまったんだろう?どうやって抜け出したらいいのかわからないというご質問だったの。」
年美さん:「なるほど。」
先生:「いろんな話をして結論的に彼女が”そうか
私頑張ります
”と笑顔で帰って、久々に更新したブログも紹介したいと思うの。つまり、仏教の教えで彼女に何に気づいて欲しかったのか。
彼女に『今の仕事はクライアントが苦手な部分をサポートするというお仕事をされている。その時に”この人たちの苦しみを自分は理解できる人間じゃない”って思ったことはないか?』って聞いたの。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
相談することがない人も先生に面談に来るとはビックリしました。でも、悩まれていることはあったんですね。本当に悩んでいることは表現することが難しいから困りますよね。私もなんかモヤモヤしていますが、それがなんなのかうまく表現できません。
どんなお仕事をされているかわかりませんが、できる人はできない人がなんで出来ないかがわからないから、アドバイスしたくても出来なかったりしますよね。私は人ができることができないのでできない人の気持ちがよくわかる。パソコンのインストラクターをしていた時に需要があったのは、私が不器用な人間だったからだと思います。
先生の最後の質問の意味なんだんでしょうか。気になります。