瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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今日はお釈迦様のお話からです。

 

 

 

先生:「お釈迦様が仰ったことを弟子たちがまとめた内容なんだけど、悟りというのは大きく分けて3段階ある。」

 

 

 

年美さん:「びっくりびっくりびっくり

 

 

 

先生:「1つ目は有身見を超える。これをざっくり簡単にいうと、自分の体は自分じゃないという事を完全に気づききるという事。悲しいかな我々は病気になった時とか死ぬ直前に有身見を超えるらしい。つまり、病気になって死にゆくときって息がしたいのにできなくなる。自分の体が自分の意思とは全く別の働きをしていくことをいづれ叩きつけられる。その時に初めて体は私ではなかったっていう事を気付く。

 

今は水を飲みたかったらコップをとって飲めるけれど、歩きたいのに歩けなくなったり、急に骨が砕けたりすることを経験していく。今は全部思っていることを体が全部してくれているから体は私と思っているけど、実は私じゃなかったって。

 

体が私をこれほど支えてくれていたのに感謝の1つもしていなかった。体がそろそろ活動を止めようかと思った時に初めてその存在に気付く。体=私と思っていることを病気になる前に、死にゆく前にそれを100%悟りきるというというのが第一条件。」

 

 

年美さん:「ちょっと気づき始めました。」

 

 

先生:「これは歳をとってきて字も見えないしね。たまに歩いていて思うの。いつか歩けなくなるって。まぁ、私は突然松葉杖になったりするから有身見は出来ているかなって思うの。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

先生の有身見の意味合いとは全然違うのですが、運動神経がない私としては小さな頃から自分の意思で体が動かないし、病気がちだったので、子供の頃のにこの話を聞いていたら理解できたのかもしれないなと思います。もしかしたら、運動神経がないということで自分のことが大嫌いでしたが、少しは自分嫌いが和らいでいたのかもしれません。

 

死にゆく前に有身見を超えられたらいいですね。私の場合、苦しいっていう思いに負けて悟る事ができなさそうな気がする。。。

 

これからどんどん今できる事が出来なくなっていくから、体が動くうちにやりたいことをやっておかないといけませんね。