瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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今週のラジオ内容もご相談からです。
〜〜〜〜〜ご相談〜〜〜〜〜
光静先生、年美さん、いつも楽しく拝聴しています。
初めてメールをいたします。今の心の不安に対する先生の考えを教えていただきたいと思いました。
そして、年美さんにも伺いたい事があるのです。どうかよろしくお願いします。
コロナの自粛が解けて社会が動き出し私は自分の心が恐怖を感じ続けていることに気がつきました。
実は私は免疫が低下するある難病を持っています。だから、コロナ以前の問題で普通の風邪にかかることさえ気を付けておかなければ悪化するので、普段から気を付けた生活をして参りました。
自粛が始まった時はどこかホッとしていました。ところが、自粛が終わった今は昔のように外出するのが怖くて引きこもりに近い状態です。
先生のブログを拝見して沖縄に行かれたりすでに外で活動しているご様子。先生のご病気を知っていたので驚きました。先生は怖いと思っていないのでしょうか?先生も些細なウイルスに影響されてしまうご体調だと思います。私はずっと引きこもってしまいそうでそんな自分が情けないです。
活動的な先生を横で見て支えていらっしゃる年美さんはどう思われていますか?年美さんの本心は活動をやめて欲しいと思われているのでしょうか?
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先生:「免疫低下の難病をお持ちの方。以前は気を付けながら外に出ていたけど今は怖くて外に出れなくなったということですが、この方が怖がるのは当たり前の話だよね?」
年美さん:「はい。」
先生:「結論的にいうんだけど、自分の状態のことを引きこもりという言葉を使っている事がふさわしくないだけで、自分の体質に合わせた行動に切り替えた賢明な判断だと思うの。」
年美さん:「そう思います。」
先生:「私もこの方と一緒で健全な人ならなんて事はない風邪でも結構厳しくなるの。だから、私はこの病気になってからずっとマスクをしているの。外に出かける時もね。コロナ以前は珍しかったと思うの。」
年美さん:「そうですね。どちらかというと先生だけがマスクをされていましたね。」
先生:「そうなの。だからよく人から『風邪ひいてるんですか?』とか、『顔を隠しているんですか?』って聞かれたの。その時は適当に『そうよ』って答えていたけど、それは人のちょっとの咳でも飛沫感染しちゃうでしょ?だから、それを防ぐためにマスクをずっとしていたの。今は町中の人がマスクをしてくれているから私は今元気なの
」
区切りがいいのでこの辺で![]()
出来事に対してどんな言葉で表現するのかによって、同じことでも自分を責める言葉になることもあれば元気に過ごせる言葉にもなる。
相談者の方はご自身のことを「引きこもり」と表現し、先生は「賢明な判断」と表現した。こんなにも違うなんて。。。
きっと引きこもりだと思っている時は、知り合いの人に何か言われたら、外に出れない自分が悪いとか責めてしまっていたかもしれない。でも、賢明な判断を自分がしていると思ったらどれだけ強く生きれるんだろう。たった数文字の言葉なのにこんなにも違うなんて。。。言葉を軽んじていた私としては今日のラジオは目から鱗でした![]()