瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
------------------
ライススタイルとは何なのでしょう?
先生:「ライススタイルというタイミングが人生にはある。ライススタイルとは何なのか。食べるための仕事です。そこには魂の喜びは感じなくていい。とにかく自分で食べるということを体験する。師匠の背中を見ながら、先人達を考察しながら歩んでいく中で楽しみなんか見つける必要はなくて、基本の基本を徹底的に学び得る時にまずは自分で食べる。
そのライススタイルを本気でやっていくうちに段々と自分なりのフットワークが効くようになってきる。”これはこうしたほうがいい”、”ああしたほうがいい”という、元の師匠の教えが全部すり替わった時に問題なくライフスタイルに勝手に変わるの。
ライフスタイルは探すものではない
勝手に切り替わった時に自己流の人生になるの。守破離の間で物事を学んで応用してそれを自己流に変える。そこは力んでやることではなくて、勝手にスライドした時に人生の生き様も変わっていく。それを身をもって私は体験をしたの。師匠から学んでいた時の学問の難しさって半端ないって思っていたの。辞めようかとも思っていたのよ。覚える量が多すぎるって思っていたんだけど、必死になって勉強したら全てが入れ替わった。鑑定する芯は変わらないけれどライフスタイルになっていたと思うの。
だから50歳半ばで転職をして自分らしい人生を見つけたいという転職をなさる志は大いにOK。何歳でも気づいた瞬間にリセットしてリスタートしたらいいと思うの。だけれども、職場が嫌だから変える、友達のグループが嫌だから変えるとかそこ離れるのはいいけれど、離れて新しい所に行くことが新しくなると思ってはダメなの。」
年美さん:「そうですね。」
先生:「それは場所を変えただけで新しくなりたいのは自分のはず。仕事を新しくすることで自分が新しくなるというのとはリンクしてない。どこに行っても基本が待ってる。そして年齢が高くなればなるほど基本に忠実にすることが難しくなる。過去の経歴で作ったキャリアを持ってきて新しい所に自分が身を投じたわりには古い価値観を持っていきやすい。新しい師匠と出会ったら新しいルールがそこにあることをわきまえる。
また守破離の守からスタートする時期がある。それを喜びとして学んでほしい。守の時間はだんだん短くなると思う。やっぱり人間は人格ができているからね。もう一度謙虚さを身につけてほしいと思います。」
曲紹介が始まったので前半のラジオはここまでです![]()
身に沁みる言葉ですね。昨年転職したばかりなのでよくわかります。過去の経験を持って新しい職場に行ってしまう。前職では正しかったことも今の職場では驚かれることもある。同じことでもこんなにも違うんだという事を学んでいます。
ライススタイルの時期を経てライフスタイルがあるというお話を高校生とか社会に出る前に聞きたかった。巷には好きな事をしていきていくとか、そういう本やセミナーがたくさんあるから、社会に出て運が良ければ、苦労もせずに嫌なこともせずに好きなことだけで生きていけると思っていましたが、そんなお気軽な話はないんですね。。。
それがないということだけでも気づけてよかったです。真実を知るということはストレスから解放されていいですね![]()