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今日は新しいご相談からです。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜ご相談内容(55歳女性)〜〜〜〜〜〜

 

 

SNSで何かを投稿するたびに批判めいたコメントを入れてくる人がいます。

私は当たり障りのない食事の写真や買ったお花の写真をアップしているだけなのに、「センスがない」とか「こういう方がいい」とかいちいち書いてくるのです。

 

友人に相談をしたら「ブロックしたらいい」と言いますが、反撃されそうで怖いのです。私はもともと人の目を機にする性格なので、それを克服するためにSNSで自分の意見を書いてみることにチャレンジしたのですが、何も変わらない自分に飽き飽きします。

 

気にならなくなる強い心を持ちたいと思っています。先生はこのような批判があった場合どうされますか?

 

 

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先生:「一言ビックリマークブロックする。」

 

 

 

年美さん:「爆  笑爆  笑爆  笑

 

 

 

先生:「こういう方とのご縁は私の人生には必要がないと思ってすぐにブロックをする。」

 

 

 

年美さん:「それは縁を近づけないということと一緒ですか?自分で縁を選べるじゃないですか?自分に相応しくない縁を近づけないようにするということですか?」

 

 

先生:「人が良いと思って投稿していることに、その方の幸福度を下げる働きをしようとする人との縁は私の人生に必要なのか?と考えたら、絶対に必要じゃない。そういう方は下げ合う人の中で暮らしたらいい。類友の法則。ここの縁とは違いますよというご挨拶のつもりでブロックするの。こんにちはの代わりにブロックをするの。

 

反撃をされそうで怖いというけれど大丈夫ですよ。そういう方はいろんなところで批判できるターゲットを探していると思うから。そういう事をしそうになる瞬間って誰の心にもあるかもしれない。自分も何かの時に批判したくなるようなSNSに出会うかもしれない。そういう時はその方のサイトに行かなければいいだけ。

 

私は頑なに心に決めている事があって、何があっても相手の方が良かれと思って発信している事に興味がなかったら距離を置く。明らかに違うと思う事があっても、自分が違うと思っているだけでわざわざコメントに入れる必要はない。本当にこれは他人事と違うの。自分の心にも潜んでいる暗黒性ですよ。そして、批判的な事を書く人は一事が万事なの。」

 

 

年美さん:「そうですね。」

 

 

 

先生:「だからそういう方とは距離を取るという事が必要。もしも面と向かって批判されたとしたら、『そうですか。わかりました。もう会わないようにしましょう』と言って終わり。だから、もっと簡単なルールでいいと思うの。」

 

 

 

年美さん:「このルールを持っておくとすごく簡単ですね。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

私も人を批判する人だ。今は以前よりは少なくなったが人と比べるとまだまだ多いと思う。以前の私は批判をしている意識もなく、ただ感想を言っているだけで、その感想が批判の部類に入る感想を言っていた。私は共感能力が著しくない。例えば恋愛話で盛り上がっていたとして、その会話についていけず一緒にはしゃぐ事ができない。多分疎外感があるからだろう。その楽しい雰囲気を切る発言をする。私の父によく似ている。父もそうだ。あんなに嫌な人の欠点を引き継いでしまったのかと思うとゾッとして、中学の頃全部血を入れ替えるにはどうしたらいいのか真剣に悩んだ。自分の体に流れている血が汚ならしく思えて憎悪がすごかったのを思い出す。ちょっとだけフォローというか救いなのは、批判をすることに快感を得ていなかったことだ。

 

どうして批判する事が減ったかというと、周りの人が話している言葉を聞けるようになったからだと思う。自分が話している単語と周りが使っている単語が違う事がわかってきた事が大きいと感じている。以前は周りが言っている言葉を理解することしかしていなかった。今は理解する+どんな表現をしているかまで気にする事ができるようになったからだと思う。今まで最低な表現方法をしていたなとつくづく思う。今まで生きてこれたのが奇跡だと思う。