瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

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嫌な事を考えないようにするには?の続きです。

 

 

 

先生:「そもそも、嫌な事を考えないようにするには?という提案が間違っていて、楽しい事を考えることが嫌な事を考えないようにする事なの。それを言うために年美ちゃんを騙してしまいましたてへぺろ

 

 

 

年美さん:「みんな同じだと思います。口の中が一瞬プリンになりましたから。」

 

 

 

先生:「そうなんだけど、例えば精神疾患をお持ちの方や心が弱くなっている時に楽しい事を考えろって言われても、それはなかなか上手くいかない。すごく落ち込んでいて、すごく辛い時に楽しい事を考える気になれない。

 

私も心が暗くなった時に頑張る努力をしたことがあるの。上手く楽しいことが考えられないからといって楽しい事を考える事をしないというのは違うと思うの。

 

例えば、年美ちゃんは普段週4回くらいパンを焼いている。今は心が暗くてそんな気分じゃないとする。そんな時はパンを焼くなんて気分になれないとする。そんな年美ちゃんの心が治った時というのはどういう時かというと、前のように週4回くらいパンを焼くようになる事。

 

という事は、その状態を先に持ってくるというやり方がある。心が元気になったらパンを焼こうではなくて、その状態を先に持ってくる。心がその状態でなくても構いません。そうじゃなくて、元気になったらやろうとしている事を先取りをして行う。

 

 

 

ここがチャレンジ!!

 

 

心が治ってからと言っているうちは治らないとはいわないけど相当時間がかかる。だから、自分が心が元気にな時に何をしていたか。何をしたいか、という事を思い出す。

 

例えば、私だったら心が元気な時に勉強するの。心が元気な時ほど絵を描いたり書を描いたりする。今そんな気分じゃなくても、そんな気分じゃないからこそやるビックリマーク

 

行動からその状態と一致させる。だから意識的に楽しめていた時間を体に体験させる。そこには行動するということがあるからね。それが非常に大切。だから、嫌な気分になったりしたら嫌な気分を考えないようにしようとしてしまうけど、それは置いといて何か無理矢理でいいから楽しいことを探して思考する。そうすると心はそれに合わせていく。」

 

 

年美さん:「思考するだけでなく五感を使って自分が理想としている事をやれば、もっと早く楽しくなれるという事はわかります。思考を切り替えるのはすごく力がいるじゃないですか?それの手助けになるのが行動ですか?」

 

 

 

先生:「アクションが必要なの。心が苦しい時はついつい心で心を立て直そうとする。でもそれは絶対できないの。これだけ言っているけど、ちょっと気をぬくと私さえも沈んでいる心を自分の心で持ち上げようとしてしまう時がある。だから常にそこは体を動かす。行動することがとっても大事チョキ

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

このラジオを聞いていてゾッとしたのは、私は自分で自分を楽しませる術を知らないことだ。どれだけ他人に依存して生きているんだろう。自分が楽しいと感じている時は人と一緒に笑っていたり、人から褒められたり、プレゼントをもらったり、レストランに行って想像以上に美味しかったとか、他人が必ず介入している。そして、そのくせ対人関係が苦手だから人が私に寄り付かない。

 

そもそも、私が私を楽しませることができるのだろうか?先生のように絵を描いたり書を書いたりといった趣味もない。何かの本で大人になったら趣味を持った方がいいというのを読んだが本当にそうだ。そして、それは心が元気な時にした方がいい。

 

 

私の趣味はなんなんだろう?私が私に何をしたら喜ぶんだろう?

 

 

こんなにも自分のことを知らないなんて気がつかなかった。。。とりあえず、もう一回ナウシカ観に行こうかな?