瀧本先生がブログやWEBサロンでご紹介されるご相談内容がドンピシャで当てはまるので、本当は私の相談なんじゃないか?と思う時が多々ある。例えば「人を励ます能力がない」というお悩みがそうだ。
私の場合は、先生や美千光さんのように唯一無二の技というか知識というか、そういう方と自分を比べて自分はダメだと思ってしまう。先生も美千光さんもある日突然、仏教の講演ができるようになったわけでも、作曲ができるようになったわけでもない。それが出来るようになるまで何回も繰り返したからできるわけだが、簡単に出来ているように見えるので、その出来るようになる過程も鼻歌を歌いながらササッと出来ているのではないかと思ってしまう。
では私の場合はどうだろう。まず、理由をつけて初めない。典型的な成長しない人間のパターンだ。初めないなら初めないでそのまま放置すればいいのだが、私の頭の中では自分を責める考えへと移行する。大体の考え方は2パターンになる。1つは私の血筋が原因と、もう1つは私の持って生まれた性格に問題があるという事だ。
親と決別したいと思っていながら、こういう時だけ血筋を出してくるところがなんとも嫌らしい。甘ったれた考えしているなぁと自分でも思う。次に私の性格だが、そんなのは直せばいいだけのことなのでこれも理由にはならない。
先生のブログには能力がない人への回答としていつも「笑顔でいること」という事が書かれている。いつも読んでハッとする。なぜ笑顔でいる事ができないのか。そうすると私の頭の中では言い訳が始まる。『だって独り暮らしだから話す人がいないんだもの。仕方ないわ』となる。
だが、これが実家暮らしだった時はどうかというと、今以上に険しい顔で家族に接していた。よく母に目つきが悪いと言われていたからそうだと思う。もし、その時の私だったら笑顔で接する事ができたかというと、やっぱり私の脳は言い訳をしていただろう。『私が悪いんじゃないわ。だって私の家族が私を不機嫌にさせているんだもの』と。結局一人だろうなかろうが笑顔でいることはない。
先生は一人でいる時も大きな声で笑っているそうだ。一人でいるところを目撃したわけではないが本当にそうだと思う。だから私も一人でいる時に笑ったらいい。在宅勤務でたくさん練習する時間がある。自分の感情は笑顔でなくても表情を笑顔にする練習ができる。多分、私と同じように能力がないことで悩まれている方は、きっと笑顔が少ない方なのではないかと思う。もしかすると、笑顔が少ないことにも気づいていないかもしれない。私は気づいていなかった。なぜなら、自分が楽しいと思った時に笑っていたから。しかし、そういうことではなく自分が楽しいと思っていないときでも微笑んでいる?という事だったらしい。この違いに気づくだけでも3年はかかった。亀より遅い成長率![]()
さて、在宅勤務で通勤時間も無くなったこの状況を活用したいと思います。まずいい時間の使い方ですよね。スマホばかり見ないでまずは笑顔の練習ですね![]()