瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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ご相談内容のお話の続きからです。

 

 

 

先生:「この方の根底にあったお悩みは人から認めてもらいたいっていう事だったの。認めてもらいたい人から認めてもらえないっていう事で苦しんでいたの。『誰に認めてもらいたいの?』って聞いたの。

 

そうしたら『職場の後輩たちに立派な先輩って思ってもらいたいのに、思ってもらえないのがすごく辛い。後輩に認めてもらえていない先輩になっているのが辛い。』って言ったの。

 

ようは、それがきっかけで自分に自信がなくなっている。自分に自信がないという姿であらゆる人と接しているから、常に自分がビクビクしているようになってしまったのよね。彼女の口から『後輩に認めてもらいたかった』って言ったの。やっとその言葉が出てきたのよ。

 

そこでお釈迦様の話をしたの。

 

 

 

 

自分よりも立場が弱き者、自分よりも経験が浅き者から認められようとする者はもっとも愚かである。

 

 

 

という言葉がある。

 

 

 

自分の師匠や目指そうとするところにすでにおられる人とか、その者から認めてもらうための努力は自己向上に繋がる。物事には全て順序があって先人がいて後者いる。先人たる者が孤独というのはそういう事なの。下から認めてもらっても意味がないから、トップをいっている者は常に認められるターゲットがいない。だから自分で自分をしっかり認めていく力のある人しか上に上がれない。

 

貴女は、下から認められたいという事が論点が違う。視点が違う。そうではなくて上から認められる。あなたよりもキャリアのある人が、それに続くあなたを見て”よくやってくれているな”っていうように、上の人があなたを認めてくれるように向上心を持つならいい。

 

下の者は上の人がやっている事が見えないのだから認められるわけがない。上の人はそこを通った人だから、よくやっているなって見えるわけ。でも下の人というのは苦労が見えない。下の人があの人カッコいいっていうのは見た目とかの話だからね。

 

『上の人から認められているかどうかをもう一度よく見てごらん。実際はどうなの?』って聞いたの。『上の人は色々気を回してくれて手伝ってくれます。』って言ったのよ。『手伝ってくれるということは、あなたの事をちゃんと見ているという事だから目線を1801度変える。あなたに期待値があるからアドバイスをしたりしている。そのアドバイスをくれているという事があなたへの賞賛であるということに気づくのよ。』っていう話をしたの。」

 

 

 

年美さん:「すごい拍手拍手拍手

 

 

 

曲紹介が始まったのでこの辺でバイバイ

 

 

昨日は初めてブログ更新を怠けてしまいました。在宅勤務になり起きる時間が遅くなってからというもの、ブログは時間があるときにと後回しにするようになりました。昨日はちょっと仮眠してからやろうと仮眠のつもりが起きてみたら夜中の3時ガーン

こりゃダメだと二度寝三度寝を繰り返し今のUPとなりましたあせる

自分に甘いとダメですね。堕落するのが早い。

 

上の方からのアドバイス=賞賛という解釈。すごいですね。うるさいなぁとしか思わなかった。そして、この年になるまでは自分が下の者なので下の人に好かれるとか、同僚に好かれるとか考えたことなかったけれど、この年になってその方の苦しみがわかるなぁと思います。今はアドバイスもセクハラとかパワハラとか言われてしまう世の中なので、上の人も気を使い昔よりも何も言われない風潮のような気がします。上の人は大変だなぁと、万年平社員でいいなぁと思った今日この頃です。

 

今までこういうご相談内容で共感する事がなかったけれど共感できるようになった事に驚きます。