瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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新型コロナのお話です。
先生:「すごく今の新型コロナの状況が興味深いと思っているの。もちろん真摯に受け止めてる。これだけの科学が発達していて、これだけの色んなことが進化しているのに本当に目に見えない小さなウイルスが体に入っただけで人類を滅ぼす。この状況を仏教的視点から見た時に非常に興味がある。
だって、1920年くらいにできた仮説がビックバンなの。137億年前にビックバンから宇宙は出来たとされているの。なぜそれが出来たと言えていると思う?」
年美さん:「え
」
先生:「ハッブル宇宙望遠鏡で131万光年まで観測できてもうすぐビックバンが観測できるらしいの。すごいでしょ?」
年美さん:「すごいですね!」
先生:「すごいでしょ?波動方程式というのがあって観測されているらしいの。そんな事を観れる時代なのに体の中にあるウイルスによって人類が怯えているって、、、。今回の事がどのように収束されるのかわからないけれど、仏教的な見解からするとすごく価値ある事って思っているの。不安というよりも仕方のない事。それよりも興味がある。」
年美さん:「今の時代はウイルスですけれど、昔も色んな疫病が流行って多くの方が亡くなられたり津波が来たりすることと一緒ですか?」
先生:「わからない。後から学者が何か言うかもしれないね。私はわからない。私ができることは感染しないようにする。それしかできない。」
年美さん:「本当にそうだと思います。自分の目の前にあることしかできないし選べない。そして先生がいつも仰っているように目の前のことを楽しむ。」
先生:「そう
こんな大事件になっているけれども、それでも今日も命がある。楽しむ。それが人生の責任。それぐらいしかわからない。こういう新型コロナ事件の中でご相談に来られる方は夫婦関係だったり、お友達とうまくいかないとか、自分の我欲が抑えられないとか、人に求めすぎてしまうとか、何が起きようが本当に困っている事は新型コロナとは違うところにある。そこに対してお話をしてあげる。だから、何も変わっていないの。
色んなお話をしている時に『仕事のアドバイスをください』という方がおられたの。その方が面白くてお友達になったんだけどね。ストゥーパって知っている?仏舎利(ぶっしゃり)の事なの。仏舎利はお釈迦様の焼いた骨の事なの。」
年美さん:「え
」
先生:「ストゥーパってサンスクリット語なんだけど、日本語に直すと塔の事。ストゥーパというサンスクリット語が中国に行って漢字が当てはめられた。それが卒塔婆のことなの。お墓のところに立てかけてあるやつね。では、塔はなんなのかというとお墓のことなの。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
本当に先生は博学ですね。知識量に口があんぐりしてしまいます。宇宙のことは知りませんでしたが、先生と似たようなことを考えました。目に見えない無線を使ってこんなに短時間に情報を行き来する事ができるし、空調設備で自分の好きな室温にする事ができたり、蛇口をひねれば水が出る。そんな時代なのに目に見えないウイルスでこんなに弱い。そして毎年、豪雨や地震などの自然災害。
きっと毎年人類がどうしようもない問題が発生するんだろうなと感じます。何があってもいいようにしておかないといけないんだなって思います。実際どうしたらいいのかわかりませんが。。。ただ、これがまだ体が自由に動く時期なので良かったなと思います。
この新型コロナが終息した後どうなるんでしょうね。どうなるかわかりませんが、何が起きても全て抵抗する事なく受け入れたいと思います。