人は人との距離感でトラブルになる。とても私が苦手とする感覚だ。私は人との距離感が掴めない。なのであまり人と関わらないようにしている。人との会話も相槌が下手なようで私が良かれとする相槌でシーンと場が静まり返ったりする。他者との共感を表に出したいので相槌をすると場が静まりかえるので、私は人の会話には入らないようしている。コミュニケーションが不得手な人は私の行動がわかってもらえるのではないだろうか。
さて、2月の東京のお話会とWEBサロンで先生が居心地のいい人についてお話があったので動画で語らられていない部分を書きたいと思います。この人との距離感がOKな人に対して人は安心感、つまり居心地の良さを感じる。
居心地の良さを感じる4つの秘訣があるそうだ。
- そのままの自分を受け入れてくれる 自己受容
- 協力し合えると思える対象者と適切な距離を守ってくれる 他者信頼
- 自分は役に立っているという感覚 貢献感
- 私なはここに居ていいという感覚 所属感
4つ聞いた時に私は”4つもあるのか
”と、そしてどれも苦手だなぁというのが率直な感想でした。
この「2」の他者信頼はハリネズミのジレンマという別名がある。そう聞くとなんとなくイメージがつきやすいと思う。自分がハリネズミで仲良くしようと近づきすぎると自分の針で相手を傷つけてしまう。つまり、相手の話をただ聞いていればいいのに、自分の意見を言ってしまう。必要以上に相手に質問をしてしまったりなどそういう事。
貢献感や所属感は職場や家庭によく出てくるのではないだろうか。私は元々家庭に貢献感や所属感を感じるのが乏しかったので、社会に対しても同じように貢献感や所属感を感じることがなかなかできない。なのですぐに転職してしまう癖がある。
先生が、講演会などをするときは参加した方が貢献感や所属感があるとまた参加したいと感じるため気を使われているというお話をされていた。確かに、初めて先生の講演会に参加したときは、私は全く仏教を知らなかったので場違いなところに来てしまったなというのがあった。私よりも先に学ばれている方を見ると賢く見えて自分の無知さが露呈されてるような、なんとも居心地が悪かったのを覚えている。でも、どうしても生きづらさを解消したい方が強くて2回目の参加を決意したような気がする。当時の私は自分が変わりたいという気持ちの方が強かった。
さて、この居心地のいい人の条件である4つを聞いて私が思ったのは”どれも私にはできないな
”という事だった。なので先生に質問をしてみた。
エイリアン:「私はこのいづれも苦手なんですがどうしたらいいですか?」
先生:「その時は相手に距離感が苦手だという事を事前に話す。私は人と距離感が苦手ですって。あとは代案でカバーする。」
エイリアン:「代案ってなんですか?」
先生:「この4つの中の1つで補えばいい。例えば貢献感。貢献感は相手が何かをしてくれたら笑うの。そうすると貢献感を手に入れることができる。」
エイリアン:「なるほど
」
聞いた時はそれならできるなと思ったが、一ヶ月だってこのブログを書いていますが全くできていない。リアクションが悪い人が急にリアクションよく喜んだら変に思われるんじゃないかとか、そもそも貢献感の事を忘れていた。やっぱり人付き合いがうまくいかない人は喜ぶところで私のようにリアクションが薄い。
先生と出会った頃は自分が変わりたくて学んだ事をすぐに実践していたような気がするが、今は心の苦しみが取れて平和になった途端実践する事を怠けてしまっている。こりゃダメだ。
なんで笑顔を作れないんだろう?明日も在宅勤務なので誰とも会わない。誰とも話をしない。明日は一人でいる時に笑顔でいる練習をしようと思う。できなくてもまずやってみよう思います。