瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
------------------
重要性のお話の続きです。
先生:「これから私が生きていくためには、こういうパフォーマンスをしていきたいからこのような情報が必要である。これが大切であるということを自分でちゃんと見にいく。自分が見えるものを変えていかなきゃいけないということなの。みんなは見えてないし自分が大切だと思っているのは自分の個性だと思っているけれども、そうではなくてそれは過去において蓄積されたものを通して自動的に自分が見ているだけなの。
その結果、自分が過ごしている生活のあり方や人と関わっている距離感とかにストレスを感じているのであれば、まずあなたが見ているものは幸せとイコールしていないものを見ている。新たな重要性のものを自分で得る。こういう風にして人生を変えるんだっていうカラクリをまず知る。
そうすれば単に落ち込むとか、やたらめったら勉強会に行くとかそういう事ではなくて、きちんと理路整然と机の上にノートを広げて自分の心を書いて重要なものとそうでないものを入れ替えていく作業をしないといけない。」
三人:「なるほど。。。」
年美さん:「意識を持って自分で変えていくという事ですか?」
先生:「そういう事。まず、自分の心の中で何が起こっているのかを理解をして、そこに自分の思っている事、やっている事をちゃんと客観的に見てみる。”こういう捉え方は正しくないのではないか?今まで重要だと思っていたけれども違うかもしれない”とか、自分が当たり前だとしていたジャッジメントとか色んな判断を客観的に疑ってみることが必要。自分が今心地よくないのであれば。
例えば、さっき話した大切な人が亡くなったら後を追うかもしれないという価値観があれば、これは違うかもしれないって当たり前のように自分の中から湧き出てくるその感覚を客観的に見てみる。見えてくるものが変わってくる。」
年美さん:「新しいものと差し替える時に、自分で見つけられなかったら誰かに聞いたりしたらいいんですか?」
先生:「そう。誰かに聞いたらいい。誰かに聞けば必ずどこからか答えが出てくる。自分の中で探そうとしてもないんだから。そいう時こそ、テーマに沿ったお勉強会に行くのも1つだと思うよ。自分で選んだ本で自分で学んでも自分のフィルターに引っかかって見えない。」
三人:「なるほど
」
区切りがいいのでこの辺で![]()
今日は行楽日和だったので鎌倉に行ってきました。ニュースで新型コロナの影響で観光客が減少して閉まっている店が多いと言っていたので心配になり言ってみたら、確かに外国人観光客は少なかったですが多くの方が花見と神社仏閣巡りをされていて安心しました。
仏教を学ぶ前だけでなく仏教を学んでから数年くらいは、自分のフィルター越しに物事をみていると言われてもさっぱりよくわかりませんでした。確かに今の自分では生きづらさを感じているので自分の何かが悪いのわかりますが、それが自分のフィルター越しに見ている事が原因と言われても、その表現も良く分からず理解するのに10年ほどかかった気がします。
今は言われていることはよくわかります。以前も書いたと思いますが新宿駅を歩いている時に、平和主義の私の友人には目の前で起きているサラリーマンの口論が見えず、新しくできたパン屋を見て行ってみたい
とルンルンで、トラブル好きの私にはそのパン屋が見えずサラリーマンの口論に耳を傾け、どっちの言い分が正しいか聞き耳を立てて人混みを歩いていた、という感じです。
同じ状況に居合わせても興味がある事が違うので目に入る事が全く違う。そして私はこの現象を自分の頭が異常だからだと思っていましたがそうではなく、ただ単に過去の記憶が原因。確かに私の場合日常的に両親から肉体的にも精神的にも暴力を受けていたのであの環境で生き抜くためにはしょうがなかったんだと思います。でも社会に出たら私を殴る人も正面きって罵倒する人もいないのでその重要性は必要のないものなのになかなか変えられない。本当に辛くてセミナーを渡り歩いていましたね。懐かしい思い出です。
今週のラジオは私にとって宝物です。明日も楽しみです![]()