瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

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さて、仏教とは何なんでしょう?

 

 

先生:「結局仏教ってそれを知ったらそれを学んで自分がちょっとでも行ったら絶対に幸せになるというものだけを説かれているわけ。つまり、仏教はどこから勉強をしたらいいか、何をしたらいいのかわかりませんと言われたり、滝に打たれる事も何かが変わるならやってみたいとみんな言う。

 

だから、修行カリキュラムを先生作ってお願いと言われるけども、どこかに行ったからどうなるとかそういうことではないの。ずっと座禅を組むという厳しい修行もある。それが違うとは言わないけれどもそれによって夫婦関係がよくなるの?って思う。」

 

 

年美さん:「確かに、、、」

 

 

先生:「仏教は今苦しいと思っているその苦しみの根っこが和らいでいくというか、その色が薄らいでいく。滝に打たれたり座禅を組んでも決して夫婦関係は良くならない。決して人を許せるような心にはならない。しかし、それをする事が仏教だと推奨されているものが世の中にはたくさんある。

 

だから、それがダメだとか言える立場ではないから何とも言えないけれども、瀧本はそれをみんなの前では話さない。私もたくさんやってきたけれどもその後に誰かを許せるのか?確かにそういう境地に行かれた方もたくさんいらっしゃるかもしれない。けれど私はサッパリだったあせる

 

 

年美さん:「先生の心は変わらなかったんですね?」

 

 

先生:「変わらなかった汗ただ、水を被ったという達成感はあったよ。修行をした事によって何か心の闇に光が射す事とは違うと思うの。仏教はどこから勉強したらいいのかという問いに対する結論はないけれども、こういう事はとても心にいいよと言われている一文っておそらく言及したら全部仏教から来ていると思うのね。

 

WEBサロンで話したミラートークもそう。あれだって事実仏教を根底としたものが西洋学的に心理学や行動学に置き換えられている。いいよと言われたものは与えられたものであって、それを自らやる事が求道者に変わる瞬間だからね。だからやる。心に変化が起きるまでやる。それが仏教を学ぶという事だと思うの

 

だから、歴史を学ぼうとしたらすごい大変。そして歴史を学ぶことは仏教を学びたいと言っている方が求めている勉強ではないと思う。歴史を勉強することを否定はしない。背景を知っていた方が揺らがない言葉が出るからね。仏教の背景が全部わかると確かに仏教の見方も変わってくるところもある。」

 

 

 

曲が入りましたので今日はこの辺でバイバイ

 

 

先生に修行のカリキュラムを作って欲しいと言う方がいらっしゃるのが驚きです。修行したいのなら、まず一週間朝起きてから寝るまで笑顔でいるだけでも相当の修行だと思ってしまいます。先生から歩歩是道場という言葉を習ったときに本当にそうだなぁと思いました。修行場に行かなくても今送っている生活が修行場という意味。

 

例えば借金取りに追われて生活を一変したいから修行したいと思っている人が、本当に修行場に行って何日も滝に打たれて、現実世界に戻ってきたとしても、苦しみの原因となった借金は消えずそのまま。だったら働くなり救済処置をしにいくなりした方がいいし、そして応援してもらえるような人になったらいいという意味ではないかと解釈しました。

 

なので、修行したい人はまず朝起きてから寝るまで笑顔の仮面を被ることをオススメします。私はミラートークが終わった瞬間に笑顔を忘れますね。身支度に必死です汗読者の方は私のような悪い例にならないようにしてくださいねバイバイ