瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
こちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。
http://www.radiokishiwada.jp/simul/
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精神的疲労、肉体的疲労、神経的疲労のお話の続きからです。
先生:「自分で手を打たない疲れは精神的疲労なの。自分で意図的にアプローチをかけていかないとその疲れは取れない。精神性の疲れというのは脳が作ってしまっているので、精神性疲労が残ったままの状態を脳は体が疲れていると勘違いしてしまう。そうすると起きれない。」
規子さん:「実は脳が疲れているんですね。」
年美さん:「そこの見極めをしないとダメだって事ですよね?」
先生:「そうなの。みんな体が疲れていると勘違いをしてずっと寝る。ずっと寝てもまだ疲れているの。もうちょっと寝ないとダメね。体力が落ちてると思うけどそれは違うの。心が疲れているの。だから心の方にアプローチをかけるとたちまち体は元気になる。」
年美さん:「なるほど。」
先生:「今言っていた目的を達成しようとする意志力というのは神経系の話。そこを強化するのをこの半年間やってみたの。心に対するアプローチは東洋思想でだいぶ人体実験をしてきた。体もそれなりに肉体的な老化もありながら疲れたら休むという事をしてきた。ところが神経系疲労に関して今まで野放しにしてきた。その事と集中力が100%関係があるから人体実験をしていたの。」
年美さん:「集中力を自分で持とうと思ったらやっぱり寝る時間に気をつけるという事と、私の場合はお風呂を活用したらいいかなと思ったんですけど、体が暖かくなって体温が下がった瞬間に寝るとか、サバを食べるというこの3つをやればいいんですか?」
先生:「そんなことじゃ全然ダメ
」
二人:「え
」
先生:「それは走る前の屈伸運動みたいなやつ。それは準備。」
年美さん:「そうなんですね。これは準備運動なんですね。」
先生:「集中力をいかに身につけるかという話ではあるんですけど、お釈迦様がずっとされていたことなの。お釈迦様は究極のソートスリーパーだったの。90分間の深い睡眠をとられて、後の22時間30分はずっと人のため世のためにお説法を説かれていた。心の状況を保つために常に集中力を閉ざさないように常に集中力の源になるところを常に満タンにしておくために常に弟子にもさせていた事が瞑想なの。仏教教団ではみんなが欠かさずそれをしていたの。
瞑想というのは集中力を作るというよりも減らさない。脳内トレーニングでね。瞑想は脳の筋肉を鍛えるのが目的なの。お釈迦様は脳を鍛える事をもっとも大切にしていたの。脳の機能が下がるということは人格が下がってしまう。物事を正しく見れない。邪見をしてしまう。
だから脳の機能を徹底的にあげる事を釈迦の教団は徹底的にしていたの。1月19日のWEBサロンで配信した内容はまさにこの事で、私たちが最も集中力がなくなっていく原因はなんなのか。何をする事で集中させるためのエネルギーを浪費しているかというと”これどうしたらいい?”とか”これ先にしようかな?後にしようかな?”この小さな小さな決断なの。
たくさんある選択肢の中から1つ決断をしなければいけないという、この瞬間が一番集中力がなくなる。つまりエネルギーを使う瀧本は雨が降りそうだったり雨がちょっと降っているときは折り畳み傘って決めているの。長い傘は持たない。”長い傘を持とうかなぁ。どうしようかなぁ”とかこれがすごく集中力のエネルギー源を使ってしまう。
そう考えている時点で集中力が減っていっている。だから決める。小雨までは折り畳み。朝から土砂降りなら長い傘とかね。生活をしていてこの時どうしよう?と迷う事を極限まで減らす。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
私は集中力はないが生活をしている時に、この時どうしよう?と悩むことがあまりない。いつも直感で物事を決めているので集中力のエネルギー源はある方なのかもしれない。ただ心が未来や過去に行くことがすごく多い。特に会議中に。私に興味がない話をしているからだ。
普通なら一生懸命会話に追いつこうとしてメモを取ったりすることだろう。でも今は紙でメモを取らずパソコンでメモをする時代。WEBで単語を知られべているとついネットサーフィンをしてしまう![]()
本当に自分に興味がないことになると無感情になってしまう。よくみんな真剣に会議に参加していると思うとそれだけで本当にすごいと思う。今まで社会人として何やっていたんだろうと思う。今まで環境に恵まれていたなぁとつくづく思う。
さて、先生のお話を聞いて昨日スーパーで人生初かもしれない。サバの味噌煮の缶詰を買った。基本レトルトや缶詰を買わない人なので本当に珍しい。普段もサバ系の定食を外食で食べたりもしない。食べてみたら生臭くなく食べれたので今の缶詰のクオリティーすごい!作る必要ないなと気づけたことが新鮮でした。こりゃぁ、ますます自炊しなくなるなぁ
と今よりもだらける未来が見えてしまった今日この頃でした。