瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

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ご相談者Yさんが気づいていない事って何なんでしょう?

 

 

 

先生:「このYさんからのメッセージを文章でいただいているので、この人の表情も声のトーンもどんな目線なのかも見えない私がなぜYさんが押し付けるような慢心さを含めて話していると私が見出すことになっているかというと、言葉を発する順番に配慮がない。全くない文面だからです。」

 

 

 

年美さん:「配慮がない?」

 

 

先生:「明らかに原因がある。例えば、この間孤独のグルメというドラマを見たの。その時に主人公の吾郎さんのセリフにすごく違和感を感じたの。それは何かというと、吾郎さんがあるカフェに入ったの。その時のセリフに”吾郎さんってそういう人なんだ”って思ったの。

 

どんなシーンだったかというと、吾郎さんってタバコを吸う人なんだけど、全席禁煙の喫茶店の席に座った時に『全席禁煙かぁ。仕方ないな。でも、とても残念だ。』って言ったの。それがすごく違和感があったの。そんなにヘビー喫煙者なの?って思ったの。セリフの順番が違かったら違うのよ。

 

全席禁煙かぁ。とても残念だ。でも、しかたないな。って言うと強調されるのが全然違うのよね。それをドラマを見ていて『全席禁煙かぁ。仕方ないな。でも、とても残念だ。』って言うと、その喫茶店に入ったことをとても後悔しているように受けたから、このセリフ間違えてるなって思ったの。

 

全席禁煙かぁ。とても残念だ。でも、しかたないなって言うと、その店を楽しもうっていう雰囲気になるのにすごくそこに違和感があったの。印象が大違いなの。」

 

 

年美さん:「受ける印象も違いますね。」

 

 

先生:「そう。そうなのよ。例えばこのYさんの文章を見てみると、

 

【先生、夜中にメール本当にすみません。でもどうしても答えが欲しいのです。】

↓もし、私が夜中にメールを打ったとするなら、

先生、答えが欲しいのです。夜中に本当にすみませんって書く。」

 

 

規子さん:「伝わり方が違いますね。」

 

 

 

先生:「そう伝わり方が違うの。相手を配慮した言葉は最後に言うの。

 

【怖くて会社に行けない事態になりました。因果の法則を学び自分のどこかに原因があるのでは?と色々考えましたが心当たりがありません。これはセクハラというか虐待に近い空気感です。】って書いてあるけども、これも私だったらこう書くと思う。

↓

セクハラというか虐待に近い空気感に感じるけれども、因果の法則を学び自分のどこかに原因があるのでは?と色々考えたんですけどわからないのです。だったらわかるの。」

 

 

 

区切りがいいのでこの辺でバイバイ

 

 

このYさんに伝わったのだろうか?もし私と似ていたらピンときていない、腹落ちしてないかもしれないと感じた。私の場合、昔から国語のテストが悪くニュアンスを読み取る力がない。なのであまりピンと来なかった。倒置法の文章にあまり違いを感じる事が出来なかった。先生にご相談される方は皆さん理解力が早い。頭がいいというか地頭力がある方がご相談されるので皆さんにはしっくりていると思う。

 

私は伝えたい内容が伝わればいいという考えがあるので、その考えが理解の邪魔をしているような気がする。何度もYさんのご質問内容を読み返したが、私も同じ順序で書くなと何度読んでも思うので、この会話の癖を直すのはすぐには出来ないなと思った。

 

さらに私の理解を遅らせているのに慢心さがあると思う。先生が「自分の意見を押し付けるような慢心さ」という表現をされていたが、私はこの言葉に驚いた。自分の意見を押し付ける=気が強い人と思っていたから。慢心という単語と結びつけていなかった。というか私の辞書に慢心さという言葉はない。これじゃぁ、改善できないなぁとラジオを聴きながら思った。

 

それにしても、人は話をする時に相手に受容しやすいようにとか考えながら会話をしているのかと思うと感服する。毎日朝起きて会社に行く支度をするだけでも疲れるのに、さらに人と話をしているときに相手のことを考えて話をしているなんて、人はすごいなぁ。何でそんな人たちをバカにしながら生きてきたのか本当に自分はバカだなぁと思います。

 

ただ、自分がバカでよかったなぁと思うのは、自分よりもバカな人はそうそういないので、これからは人を見てバカにすることはないだろうなと思えることです。今年はいい年になりそうです。