瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。

下差しこちらのURLからラヂオきしわだのラジオが視聴できます。

http://www.radiokishiwada.jp/simul/

 

 

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今週も先週に引き続き質問からスタートです。

 

 

 

先生:「では、先週の続きのご質問からです。夫が今死んでしまったらどうしよう。保険の見直しが必要ではないかとか、食べていけないのでは?と不安になります。独身の先生は不安はありませんか?どうしてもこの不安が取れないのです。」

 

 

年美さん:「なるほど、、、」

 

 

先生:「この不安はありません爆  笑

 

 

年美さん:「この不安を感じた事はありません。」

 

 

先生:「何度も何度もここで言っているけれども、食べていく事ができなくなったらその時は今回の人生死ぬかって思っているので、食べていけない状態になっているのになんとかして食べるというようには考えていないくて、だったら今食べていれるんで今動けるうちにいろんな所に行く。

 

時間とか経済力が今あるなら今を思いっきり楽しもうという事しか考えてないの。いつか必ず食べられないよ。ね?お金の事情だけじゃない。」

 

 

規子さん:「そうですね。」

 

 

先生:「怖いね。肉体的な問題でいつか必ず食べられない日が来てあとは死に向かうだけっていう。食べれないという事はお金の状況下でそうなるのか、肉体的な問題でそうなるのかわからないけれど、どのみち私たちはその道に行く。」

 

 

年美さん:「すごいです。」

 

 

先生:「これは、結婚してようがしてなかろうが関係ない。みんな共通なのよね。独身の先生は不安はありませんか?というご質問は、多分働いているから自分が寝込んだ時に収入が入ってこないとか、保険の見直しとか考えているから経済的な事を意識して言われているのかもしれないけれども、お金の不安も別にないかな?

 

お金がいっぱいあるからじゃないよ。お金がなくなって食べれなくなって人の役にも立てなくなったら、まぁとりあえず一回死ぬかって思っているの。またご縁があったら人に生まれ変わる。何に生まれ変わるかわからないけれどその時に一生懸命生きたらいい。だから不安はありません。

 

不安を感じている時間があったら今の事をしてないからね。不安に支配されている時って。手元も止まっているしボーッとしながら未来の事をずっと考える。だから、今の事を楽しんだらいいんじゃないの?って思います。

 

これは強がりとかそいういう事ではなくて、瀧本のどこを切っても血肉でこの考えが出てくる。ダメだったら一回死のうって。」

 

 

年美さん:「その言葉ですごく楽になったという方がすごくいらっしゃいます。」

 

 

二人:「ダメになったら死んだらええ爆  笑

 

 

先生:「これって真実でしょう?食べれなくなったら死んだらいい。家の家賃払えなくなったら追い出されたらどうしようとかじゃなくて、星の下で死んだらいい。」

 

 

年美さん:「本当にそうですね。」

 

 

先生:「この考えを初めて聞いた人は斬新でびっくりするみたいだけどホッとする。そしてこの考え方を瀧本は本気でそう思っているので、これがこれだけ仏教を勉強してきた成果かな?って本気で思っているの。」

 

 

今日は時間がないのでこの辺でバイバイ

 

 

私もこの言葉に救われた一人です。そして、たぶんですが本当に質問されたかったのは、食べていける不安ではなくてどう死ぬかという事なんじゃないかと思います。私からすると食べていけなくなるというのは惨めに死んでいくカテゴリーにはいります。経済力がないというのは、適切な治療が受けられずもがき苦しみながら死ぬイメージです。

 

なので、私は食べていけるかどうかではなくて、苦しみながら死にたくないから経済力が必要だと思ってお金を追い求めていましたと先生にお話した事があります。

 

すると先生は「死ぬ時は苦しくない」と仰っていましたが、死ぬ過程で痛かったり苦しかったりするのは嫌だというのがすごくあります。麻酔しながら死ねたらいいのにって思います。

 

主婦の方も同じ不安を感じるんだなぁと思うと環境や状況が異なっても結局脳のつくりが一緒だから基本的な悩みが同じなんですね。