今まで仕事で悩むのは自分のスキルだったりとか自分の無力さで悩んでいたので、人から聞く人間関係で悩む人の苦しさとかがわからなかった。けれど、8月に転職してよくわかった。日本人って怖いなと思う。顔は笑顔だが内心は笑っていない。
多分、今まで私が働いていた職場は本当にラッキーだったんだと思う。ストレートに怒ったり喜んだりする人が周りに多くいたというのと、私が若かったということもあり私の個性が受け入れてくれる環境にあったんだと思う。
今の職場はの雰囲気は、表面的には楽しそうだが本心は怯えているような感じがする。初めての雰囲気だ。何に怯えているのかというと社員からのクレームにだ。なので、方針が決まるのだが社員からクレームが入るとその方針がなくなる。なので、方針がすぐにブレる。そしてクレームを言ってきた人への愚痴が始まる。
その愚痴を聞いていて思う。以前の私もそうだったと。そしてその愚痴は過信や傲慢さからきているというのがよくわかる。他人を客観的にみて気づくいた。以前の私であればその話に率先して入っていったと思うのだが、今の私にとってはあまりにその愚痴が滑稽に見えるのでその輪に入らずにいる。
私はいつもランチは一人でぼーっとするのが好きなので一人で過ごすのだが、転職したときは職場の女子とランチに数回誘われていった事がある。そこも以前の私のようにずっと愚痴を言いながらランチを食べている人がいた。そしてその愚痴に同意をして欲しいんだろう。何度も同意を求められたが私はその対象者の人がわからないので困惑したように黙っていた。そして気づく。今まで私の話を聞いて黙っていた人は自分の意見を持っていない芯のない人なんだと思っていたが、そうではなくてただ今の私のように困惑していただけなのかもしれないと。そりゃそうだ。愚痴しか言っていないんだから。
それにしても、愚痴からコミュニケーションをとってくる人が多いのに驚いた。以前の私なら居心地のいい職場なんだろうが、今の私は具合が悪くなる。これも変化だなと思う。
変化といえば、以前の私なら転職して数ヶ月しか経っていないので、この時点で転職をしようとかは考えないが、今の私は仏教を学び考え方でどうにでもなるというか、この経験は次のステップだから気付けてよかった、さぁステップアップしよう
となぜか前向きだ。それと、自分の人生で検証しようと思っているのでいい実験になるなと思う。
今の職場に入ってよかったと思うのは、こうやって会社は内部崩壊していくんだなぁというのが見えるのですごく勉強になる。やっぱり言葉は大事だなと実感できた。どんなに窓から爽やかな陽の光が入ってきても、人が発する愚痴の方が多ければ空気は澱む。そしてそれは言っている人やそれに慣れてしまうと気づかなくなる。今まで私は空気を汚している側の人間だった。ものすごい負の存在だったんだろうなぁと思います。
今週退職願を出すつもりです。転職活動何もしてないのに。。。こんなに投げやりのような人生でいいのだろうか?
今までの私ならあり得ない順番。生活ができなくなると不安でそんなことできなかったけど、まぁどうにかなると思ってやってみたいと思います。食べれなくなったら死ねばいい。私のお守りの言葉です。